平成19年4月 第2271号(4月25日)
■研究・研修課題など協議 第1回 大学経理財務委
日本私立大学協会(大沼淳会長)は、去る四月十二日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、平成十九年度第一回(通算第三一〇回)大学経理財務研究委員会(担当理事=原田嘉中千葉商科大学理事長、委員長=長谷川 昭北海学園大学法人事務局長)を開き、平成十九年度の調査・研究活動の在り方及び大学経理部課長相当者研修会の内容などについて研究・協議を行った。
議事に先立ち、原田担当理事、長谷川委員長よりそれぞれ挨拶があり、続いて、委員交替として、東京電機大学の円谷幸一郎委員の退任に伴い同大学の桑田佳雄経理部長の委員就任が報告された。
次に、小出秀文事務局長が、同協会の平成十九年度の事業計画及び私学振興に関わる諸課題として、被用者年金一元化問題の動向、また、対前年度一%減となった経常費補助金問題などを説明した上で、今後とも同委員会への財政面に係る研究推進等を要請した。
そのほか、報告事項では学生納付金調査報告書の発行予定についての報告があった。
研究・協議に移り、まず調査・研究活動では、会計基準部会の進捗状況(学校法人会計基準の適正な処理への対応と徹底、今後の在り方など)のほか、他の部会(予算制度・中長期計画部会、税制税務部会、財務情報部会)の活動方針等について協議するとともに、来る十月二十四日から二十六日までの三日間にわたり広島市「広島国際会議場」で実施の平成十九年度「大学経理部課長相当者研修会について、研修課題等検討小委員会からの報告を軸に日程、基本研修、全体研修、設定課題別研修などを協議した。当日出された意見を踏まえて各担当等を取りまとめ、六月に開催予定の第二回委員会に諮ることになった。