平成19年４月　第2270号（４月18日）

■医師国家試験の合格率総87.9％　歯科医師、薬剤師も発表

　厚生労働省はこのほど、第一〇一回医師、第一〇〇回歯科医師、第九二回薬剤師の国家試験の合格者をそれぞれ発表した。それによると、合格率（総数）は、医師が八七・九％、歯科医師が七四・二％、薬剤師が七五・五八％だった。（表は私立大学のみを掲載）
　一、医師
　医師国家試験は平成十九年二月十七日、十八日、十九日に実施され三月二十九日に合格者が発表された。受験者総数は八五七三人、合格者数は七五三五人、合格率は八七・九％（昨年は九〇・〇％）だった。
　新卒者の受験者数は七七一六人、合格者数七一二〇人、合格率九二・三％。既卒者の受験者数八五七人、合格者数四一五人、合格率四八・四％だった。
　男女別合格者（率）では、男性が五〇二二人（八六・四％）、女性が二五一三人（九一・〇％）だった。
　二、歯科医師
　歯科医師国家試験は二月十日、十一日に実施され三月二十八日に合格者が発表された。受験者総数は三二〇〇人、合格者数は二三七五人、合格率は七四・二％（同八〇・八％）だった。
　新卒の受験者数は二五八〇人、合格者数は二〇八七人、合格率八〇・九％。既卒者の受験者数六二〇人、合格者数二八八人、合格率四六・五％だった。
　国公私立別では、国公立は八一一人が受験し、七一〇人が合格、合格率は八七・五％。私立は二三八三人が受験し、一六六四人が合格、合格率は六九・八％だった。
　三、薬剤師
　薬剤師国家試験は、三月十日、十一日の両日に実施され、四月五日に合格者が発表された。受験者総数は、一万一一二人で合格者は九一五四人、合格率は七五・五八％（同七四・二五％）だった。
　男女別の合格者（率）は、男性が三七四一人（四〇・八七％）、女性が五四一三人（五九・一三％）だった。
　国公私立別では、国立は一六一五人が受験し、一一一七人が合格、合格率は六九・一六％。公立は四八三人が受験し三五九人が合格、合格率は七四・三三％。私立は一万二人が受験し、七六七四人が合格、合格率は七六・七二％だった。