平成19年3月 第2265号(3月7日)
■日本人の平均寿命 男性78.56歳 女性85.52歳 5年に1度作成の確定版
厚生労働省は三月一日、第二〇回生命表(05年)を発表した。
生命表は、各年齢の人が一年以内に死亡する確率や平均して、あと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標によって表したもの。
今回公表された完全生命表は、推計人口をもとに毎年作成する簡易生命表と異なり、国勢調査による日本人人口(確定数)や人口動態統計(確定数)をもとに、五年に一度作成する確定版。
それによると、平均寿命は、男七八.五六年、女八五.五二年で、前回の完全生命表と比較して、男は〇.八四年、女は〇.九二年上回った。
平均寿命の年次推移をみると、戦前は五〇年を下回っていたが、昭和二十二年の第八回生命表の平均寿命は男五〇.〇六年、女五三.九六年と五〇年を上回った。その後、約六〇年経過し、男は二八.五〇年、女は三一.五六年延びている。
「第20回生命表」 ※画像をクリックうすると拡大された画像を見ることができます。