平成19年2月 第2264号(2月28日)
■新刊紹介
情報化社会のビジネスマナー −社会に出てからあわてないために−
切田節子 著
同書は「ビジネス・マナー」だが、一般的なマナーの実用書とは、二つの異なる特徴がある。
ひとつ目は、コンピュータを初めとする情報技術を基盤とした社会を意識していること。情報化社会だからこそ必要な心がまえを理解できる。また、情報化社会に生きるために必要な基盤となる知識も学べる。
ふたつ目は、いわゆる方法論(HOW TO)だけを書いたものではなく、WHAT(何なのか?)やWHY(どうして必要か?)を理解した上で実行することを目指している。
構成は、第一部が「情報化社会におけるビジネスマナー」で、@情報化社会、A社会の変化とマナー、CB報化の波とマナー、C「ビジネスマナー」と「ビジネス」からなり、読み終えた時点で仕事への取組み姿勢ができる。
第二部が「情報化社会で必要な基本知識」で、@情報の信頼性、A情報の流れ、B情報の表現からなり、特に“コンピュータ”“情報技術”“インターネット”“デジタル”という言葉を聞くだけで敬遠する人にはおすすめとなっている。
「情報化社会のビジネスマナー」、A5判、一九二頁、定価一六八〇円(本体一六〇〇円+税)、発行所(株)近代科学社、TEL〇三―三二六〇―六一六一。