平成19年2月 第2264号(2月28日)
■学校給食費の徴収状況 未納総額22億円
文部科学省は去る一月二十四日、平成十七年度の学校給食費の徴収状況に関する調査の結果を発表した。
調査の内容は学校給食(完全・補食・ミルク給食)を実施している全国の国公私立小・中学校で、調査実施期間は平成十八年十一〜十二月。
学校給食実施校総数は三万一九二一校。学校給食費が未納の児童生徒がいなかった学校数は一万八〇一四校(五六・四%)、未納の児童生徒がいた学校数は一万三九〇七校(四三・六%)だった。
学校給食を提供していた児童生徒数は、一〇〇三万三三四八人、給食費が未納の児童生徒数は九万八九九三人(一・〇%)。年間の学校給食費の総額は四二一二億三六二〇万一〇〇〇円、未納額の総額は二二億二九六三万八〇〇〇円(〇・五%)だった。
都道府県別の給食費の未納者が多い学校は、@沖縄県七〇・〇%、A埼玉県六七・三%、B福岡県六五・五%、C茨城県六二・一%、D千葉県六〇・四%の順。少ないのは青森県一五・五%、A新潟県一八・〇%、B富山県一九・〇%、C和歌山県一九・一%、D福井県二二・七%の順だった。