平成19年2月 第2263号(2月21日)
■私大のセンター試験利用拡大へ センター試験結果
新課程二年目の平成十九年大学入試センター試験は志願者が五五万三三五二人(対前年〇.四%増)、受験者が五一万一二七二人(同一.〇%増)となり、ともに四年ぶりの増加の中で行われた。
試験の結果、科目ごとの平均点は、国語一一〇.〇点、地歴(世界史A四七.四点、同B六七.八点、日本史A五一.五点、同B六七.〇点、地理A五三.九点、同B五八.四点)、公民(現代社会五〇.三点、倫理六九.七点、政治・経済六四.四点)、数学@(数学T四四.一点、数学TA五四.一点)、数学A(数学U三〇.七点、数学UB四八.九点など)、理科@(理科総合B六二.四点、生物T六七.〇点)、理科A(理科総合A五七.一点、化学T六一.四点)、理科B(物理T六四.四点、地学T六二.四点)、英語一三〇.八点などとなっており、国公立大の五〜六教科七科目(九〇〇点満点)における文系標準型(国語、地歴、公民、数学二科目、理科一科目、外国語)の平均点が五二五.一点、理系標準型(国語、地歴・公民から一科目、数学二科目、理科二科目、外国語)の平均点が五二九.七点となった。それぞれ前年より四〇点前後ダウン。
受験科目数別の受験状況では、七科目受験が全体の三二.六%の受験率となった。また、私立大のセンター試験利用入試の大半を占める一〜三科目の受験者は前年より六.〇%増加して全体の二〇.四%の受験率となり、私立大のセンター試験の利用の拡大がうかがえる。