平成19年２月 第2263号（２月21日）
■６テーマに３件応募可 公募要領等決まる
各種審議会からの提言など、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、申請された取組から特に優れた教育プロジェクトを選定する国公私立大学を通じた大学教育改革の支援事業のうちの「現代的教育ニーズ取組支援プログラム（現代ＧＰ）」の平成十九年度公募要領が公表され、申請様式等が文科省ウェブサイトに掲載された。同プログラムの概要は次のとおりである。
対象＝各大学等が、それぞれのテーマの趣旨・目的に沿って確実な計画のもとに新たな大学教育改革を図ろうとしているもので、我が国の大学教育改革に資する取組。
選定＝現代的教育ニーズ取組選定委員会（委員長＝荻上紘一(独)大学評価・学位授与機構教授）
選定件数＝全体で一一〇件程度の予定。（十八年度：申請五六五件、選定一一二件）
公募テーマ＝六テーマとし、原則として最大三件まで申請可（共同の取組の場合は別に一件可）。
〈テーマ〉①地域活性化への貢献（地元型）、②同（広域型）、③知的財産・コンテンツ関連教育の推進、④持続可能な社会につながる環境教育の推進、⑤実践的総合キャリア教育の推進、⑥教育効果向上のためのＩＣＴ活用教育の推進
スケジュール＝二月二十三日：公募要領説明会（大阪）、二十八日：同（東京）、四月十～十二日：申請受付、七月下旬：選定決定、八月以後：選定された大学等から大学改革推進等補助金申請の受付、交付決定
公募要領関係書類＝各大学等に対し公募通知のみ発出し、関係書類はウェブサイトからダウンロードすること。
