Home日本私立大学協会私学高等教育研究所教育学術新聞加盟大学専用サイト
教育学術オンライン

平成19年1月 第2260号(1月24日)

賀詞交歓会開く 私大協会 関西支部

 日本私立大学協会の関西支部(支部長=森田嘉一京都外国語大学理事長・総長)は、去る一月十一日、大阪ガーデンパレスに同支部所属大学から三五大学五三名の理事長、学長らが出席して、平成十九年「新年賀詞交歓会」を開催した。
 はじめに、森田支部長が「新年を迎え、皆様のますますのご活躍とご発展を祈念申し上げたい」と賀詞を述べるとともに「この会も、支部長に就任して以来、今年で一五回目となり、伝統的な行事になってきている。新年早々暗いニュースが続き、われわれを取り巻く環境もたいへん厳しい情勢にある。“全入時代”や“団塊の世代”など、一般紙のみならず経済専門誌等でも注目されている。これからは一八歳人口ばかりに注目するのではなく、シニアの方々にも広く門戸を開けるような施策を考え、力を合わせていかなければならない」と挨拶した。
 続く乾杯では、同協会の小出秀文事務局長が、昨年十一月三十日の同協会創立六〇周年記念式典・祝賀会を滞りなく終えたことへの謝辞を述べた。そして、教育基本法の改正について触れた後、たいへん厳しい結果となった平成十九年度私立大学関係政府予算案ではあるが、社会人の学び直しや新たな社会的ニーズに対応した学生支援など、新たな大学教育改革支援プログラムが委託事業として策定されたこと等を説明し、高らかに杯を挙げた。
 会場内は、地域ごと、学問分野ごとの和やかな談笑風景が繰り広げられ、新年の躍進を誓う好機となった。
 最後に、(財)日本高等教育評価機構の原野幸康専務理事・事務局長が、三年目を迎えた同機構の評価員の大幅な増員を目途とする今後の予定などについて説明し、厳しい状況にも一丸となって立ち向っていくことを誓った。会場からは期待の拍手が沸き上がり盛況のうちに閉会となった。

Page Top