平成18年12月 第2256号(12月13日)
■駿河台大学
社会に応える教育実現 創立20周年で式典
駿河台大学(山ア春之理事長、竹下守夫学長)は、昭和六十二年四月に開学して今年で二〇年目を迎えた。去る十一月二十二日には、埼玉県飯能市内の同大学に、来賓・一般市民・在学生・教職員ら約六〇〇人が出席して、創立二〇周年記念式典・祝賀会を行った。
式典第一部では、まず竹下学長が「駿河台大学は、これまでの二〇年の間に、国際化、情報化及び異文化交流の時代の社会的要請に応え得る人材を育成する体制を確立した。これからの二〇年においては、教育の基本方針を堅持しつつ、キャリア教育、生涯学習機会の拡充、地域の教育力の活用等の視点を取り入れて、社会の期待により実効的に応える教育を実現していく所存である」と今後への決意を込めた式辞を述べた。
続いて、清水 潔文部科学省高等教育局長(代読)と、大沼 淳日本私立大学協会会長(代読)からの祝辞があった。
そして、創立二〇周年記念事業(@新学生寮「フロンティアタワーズ」建設、A創立者記念ルーム「山ア記念ルーム」開設、B学生が企画・実施する記念プロジェクトへの支援、C森林環境プロジェクト「駿大の森」始動、D一般公募による「ロゴマーク」制定)が映像による紹介を交えて披露された。なお、ロゴマークの制定にあたっては、二一〇点の応募作品の中から、最優秀賞一点、佳作三点、学長特別賞二点が選ばれ、最優秀賞の福田彰宏氏の作品が採用された。入賞作品の紹介の後、最優秀賞と学長特別賞の受賞者には、竹下学長から賞状と副賞が授与された。
式典第二部では、平成十九年度から同大学法科大学院教授に就任する、松尾邦弘氏(前検事総長)による「二十一世紀の日本が目指す社会―司法制度改革と裁判員制度―」と題した記念講演が行われた。
その後は、会場を市内のホテルに移し、来賓の沢辺瀞壱飯能市長、木下 博入間市長、清水 司彩の国大学コンソーシアム会長・東京家政大学理事長をはじめ、約四〇〇人が出席しての祝賀会が盛大に開催された。