平成18年12月 第2256号(12月13日)
■中央学院大学
創立40周年 記念曲の披露も
中央学院大学(児玉髀コ理事長、椎名市郎学長)は去る十一月十一日、千葉県我孫子市の同大学において、姉妹校の韓国・大邱大学と台湾・淡江大学の代表者や地元住民をはじめ、同大学関係者二〇〇人以上が出席して、大学創立四〇周年記念式典・祝賀会を盛大に開催した。
記念式典では、椎名学長が四〇年の歩みを振り返り、「きめ細かい教育で、磨き上げればよいものを持っている学生たちのコンプレックスを自信に変えて社会に送り出すのが本学です。今後も新たな挑戦をしていきます」と力強く約束した。続いて来賓を代表して、倉 翔千葉県私立大学短期大学協会会長・明海大学学長と李龍斗大邱大学総長から祝辞があった。
記念式典終了後は、同大学陸上競技部監督の川崎勇二法学部助教授が「箱根駅伝とチームづくり」と題して講演。過去のレースで使用したタスキや第八二回大会で区間賞を獲得した木原真佐人選手のシューズなどを持参しての話に、一同は興味深く聞き入った。
記念祝賀会では、椎名学長と児玉理事長の挨拶、福嶋浩彦我孫子市長による来賓祝辞の後、同大学後援会の支援による創立四〇周年記念曲「Fun Fun Fantastico!」が、作曲した宮川彬良氏の指揮、同大学吹奏楽団の演奏によって披露された。宮川氏は「ジャンルを超えた破天荒な曲です。それぞれの音符が何らかのキャラクターで、それが一つずつ踊るように、まるで生きているように演奏しよう」と作品を紹介した。演奏後、椎名学長は「まさに一人ひとりの個性を大切にする本学の教育を具現した曲だと言えます。今後、長く受け継がれていく貴重な財産です」と謝辞を述べた。
その後は、馮朝剛淡江大学学術副校長、小出秀文日本私立大学協会事務局長ら一一人による鏡開きがあり、全員で乾杯。吹奏楽団の演奏をBGMに、和やかな雰囲気で歓談が行われた。