平成18年12月 第2256号(12月13日)
■大学教育改革プログラム 合同フォーラム 有馬科学技術館長が講演
文部科学省では、去る十一月十二日から十三日の二日間、横浜市のパシフィコ横浜で、昨年度まで個々に開催していた「特色GPフォーラム」と「現代GPフォーラム」を発展させた「大学教育改革プログラム合同フォーラム」を開催し、約五〇〇〇人が参加した。
第一日目は、はじめに有馬朗人氏(科学技術館長)が「輝く大学を作る絶好の機会」と題する基調講演で、科学技術基本法による研究成果の向上、大学入試の抜本的な見直し、教養部の復活などについて触れた後、国公私立大学が協力して我が国の高等教育予算の倍増に向けて働きかけていくことを提案した。
第二日目には、絹川正吉氏(特色GP実施委員会委員長)、荻上紘一氏(現代GP選定委員会委員長)のほか、中津井泉氏、濱名 篤氏、早川信夫氏らによる「特色GP・現代GPの意義・実績と今後の展望」と題したパネルディスカッションも開催された。
なお、両日とも分科会が開かれ、選定大学の事例や審査状況等が報告された。