平成18年11月 第2254号(11月22日)
■杉野学園
ファッションコンテスト 入賞作品発表会
学校法人杉野学園と財団法人ドレスメーカー服飾教育振興会は、去る十月二十一日、東京・目黒の目黒雅叙園を会場に、第四四回全国ファッションデザインコンテスト入賞者の発表会を開催した。同コンテストは、デザイン画、ファッションジュエリー、作品制作の三部門からなり、各部門の入賞者には、文部科学大臣賞をはじめ、東京都知事賞、杉野芳子賞などが贈られ、その栄誉が称えられた。
開会にあたり、中村賢二郎理事長は「このコンテストは昭和三十八年に第一回を発表して以来、毎年多くの人材を服飾界に送り出してきた。今後とも新進デザイナーの登龍門として、充実発展することを期待している」と挨拶した。
デザイン画部門では全国からの応募作品四八〇五点(高校生二五三九点、その他一般二二六六点)の中から約一〇〇点が、ファッションジュエリー部門では五一七点の中から一一点が、また、作品制作部門では“フォールド”と“ツイスト”の二つのテーマに合計四五三〇点の応募があり、そのうち六九点が第一次審査で入選するとともに、実際に制作をしたうえで、それぞれの各賞が決まった。
その後は、ファッションジュエリー部門と作品制作部門の入賞作品がファッションショー形式による発表会で披露され、満場の拍手が贈られた。