平成18年9月 第2247号(9月27日)
■65歳以上人口、総人口の2割超
総務省では「敬老の日」(九月十八日)にちなんで高齢者の人口等を発表した。
我が国の六五歳以上人口(平成十八年九月十五日現在推計)は、二六四〇万人で総人口の二〇・七%と五に一人強を占めている。
うち、男性は一一二〇万人(男性人口の一八・〇%)、女性は一五二〇万人(女性人口の二三・二%)だった。
六五歳以上人口を「六五歳以上七四歳以下」(前期高齢者)と「七五歳以上」(後期高齢者)とに分けると、前期高齢者は一四三二万人(総人口の一一・二%)、後期高齢者は一二〇八万人(同九・五%)だった。
欧米諸国における六五歳以上人口の割合をみると、推計時点に相違はあるものの、イタリアが一九・五%、ドイツが一八・六%、フランスが一六・二%、イギリスが一六・〇%などとなっている。
六五歳以上の高齢者のうち、就業している者(高齢就業者)は四九五万人、就業率(六五歳以上人口に占める就業者の割合)は、一九・四%だった。
産業別では、農林業が一二一万人(高齢就業者の二四・四%)、次いで卸売・小売業が八六万人(同一七・四%)、サービス業が八一万人(同一六・四%)、製造業が六二万人(同一二・五%)だった