平成18年8月　第2241号（8月2日）

■山梨学院
　 価値創造の感動発信基地　広報スタジオが完成

　学校法人山梨学院・山梨学院大学（古屋忠彦理事長・学長）では、他大学に先駆けて「山梨学院広報スタジオ」を完成させ、先ごろ、山梨県甲府市内にある同大学クリスタルタワーにおいて、完成内覧会・記者会見を行った。
　このスタジオは「価値創造の感動発信基地」と位置付けられ、山梨学院の活動を地域や社会に認知してもらう一方、“富士の国やまなし”のメッセンジャーとして、山梨の文化や魅力を広報する目的で設置された。学校関係者のみならず、ＮＰＯや自治体、市民など広く地域にも開放される。
　記者会見では、古屋理事長・学長が「このスタジオから山梨学院のオリジナリティーをますます社会に広めていきたい」と述べると、小林　一広報室課長は「スタジオを訪れた方に山梨学院の“歴史”と“今”を目に見える形で伝えるとともに、ふるさと“富士の国やまなし”と山梨の文化をＰＲします」と語った。
　約四〇〇平方メートルの広さのスタジオは、▽クイズ仕立てで山梨学院を知ることができる「インフォ＆クイズ」、▽“富士の国やまなし”や酒折連歌などの山梨の文化を紹介する「カルチャーインフォ」、▽クリスタルタワー七階から見渡すキャンパスや山梨の山並みをグラフィックで紹介する「ビュースコープ」、▽年表と五台のモニターの映像で山梨学院の歴史を紹介する「山梨学院ビジュアルヒストリー」、▽レスリング部・スケート部などの各強化育成クラブの情報をロッカーの空間で提供する「カレッジスポーツ」、▽同大学の学生や卒業生の栄光の軌跡を写真やプロフィールで紹介していく「山梨学院栄光の軌跡」、▽新聞に掲載された山梨学院の記事が検索できる「山梨学院メディアファイル」、▽カレッジスポーツの選手情報を閲覧できる「カレッジスポーツデータベース」、▽最新の各種新聞・スポーツ専門誌・山梨学院関係者の出版物などを見ることができる「新聞・雑誌コーナー」、▽サロン・記者会見・ゼミ・ミニ講演会など多目的に利用できる六面マルチビジョンが設置された「クリスタルスタジオ」、▽山梨学院のニュース・ギャラリーとして、また、公開ギャラリースペースとして機能する「山梨学院広報スタジオギャラリー」などを備える。
　オープンから一か月を経た六月の来場者は三六〇〇名を超え、感想には「開放感があって落ち着く」「山梨学院大学を代表するユニフォームが飾ってあって面白い」などが記されてあった。