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自由民主党の学校耐震化・施設整備等促進議員連盟が緊急要望
自由民主党の学校耐震化・施設整備等促進議員連盟(遠藤利明会長)は10月12日に総会を開き、令和6年度予算等における学校施設整備のための予算確保に関する緊急要望をとりまとめました。要望内容としては、学校施設の老朽化対策はもちろん、教育現場にも熱中症対策は必要不可欠であることからエアコン設置を進め、さらには物価高による建設資材価格上昇への対応も必要な状況であり、それらへの支援を国に求めています。
私立学校施設についても、耐震対策や防災機能強化など国土強靭化に資する整備や、熱中症対策としての空調設備の整備、トイレ等のバリアフリー化、照明設備のLED化等による省エネ対策の実施のため、公立学校と同水準の支援を目指しつつ、恒常的に必要な予算額を確保することと、耐震診断への補助制度の継続や、幼稚園における預かり保育開設の支援等を講じることが記述されています。
総会においては、同議連に対して、日本私立大学団体連合会が「私立大学施設の耐震化等防災機能強化及び安全・安心な教育環境の構築に対する支援の拡充について」と題した要望書を提出しています。
その後、同議連は関連団体とともに10月17日に鈴木俊一財務大臣、盛山正仁文部科学大臣に陳情し、要望書を手渡しました。私学団体から日本私立大学団体連合会も同行し、この日は同連合会副会長である本協会の小原芳明会長が要望の場に同席。小原会長は、私立大学においても、校舎等の耐震化対策において、国公立大学と同水準の支援を訴えることを第一に、近年とくに熱中症対策として施設の空調設置が不可欠であること、改修等に当たっては建築資材等の高騰に対応できる支援措置について要望しました。
鈴木俊一財務大臣に要望書を手交
盛山正仁文部科学大臣に要望書を手交
【要望書 PDF】
▽自由民主党 学校耐震化・施設整備等促進議員連盟
「令和6年度予算等における学校施設整備のための予算確保に関する緊急要望」
▽日本私立大学団体連合会
「私立大学施設の耐震化等防災機能強化及び安全・安心な教育環境の構築に対する支援の拡充について」