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令和7年2月 第2993号(02月05日)
中央教育審議会
「知の総和」答申で大筋了承
中教審 大学分科会 文科省「地域大学振興室」新設へ
中央教育審議会の大学分科会(第181回)と「高等教育の在り方に関する特別部会」(第15回)の合同会議が1月28日開かれ、特別部会の答申案を大筋で了承した。答申案のタイトルは「我が国の『知の総和』向上の未来像~高等教育システムの再構築~」とし、少子化が加速するなか、大学全体を適正な規模に縮小しながら、教育の質向上や機会均等を実現させていくことが強調された。中教審は年度内に文部科学大臣に答申する。
文部科学省・経済産業省
博士人材、企業での活躍促進
文科省・経産省 検討会がガイドブックとりまとめ
文部科学省と経済産業省は1月27日、博士人材の民間企業における活躍促進に向けた検討会の第5回会合を開催した。
日本学術振興会
海外大学との連携も
JSPS J―PEAKSに13件採択
独立行政法人日本学術振興会(JSPS)は1月24日、本年度の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J―PEAKS)」に応募のあった65件の大学の中から13件を採択したと発表した。採択された13件の設置者別内訳は国立10件、公立1件、私立2件。
日本私立大学協会
来年度事業計画案策定へ
私大協理事会 文科省予算案など協議
日本私立大学協会(小原芳明会長)は1月24日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、第748回理事会を開催した=写真。議事では、同協会令和7年度事業計画案の策定方針と予算案の編成方針などを協議。令和7年度私立大学関係政府予算案と学校法人関係税制改正の結果等については、文部科学省の担当課長から説明を受けて意見交換を行った。
日本私立大学協会
加盟校の意見集約し検討
私大協企画財務委 基本方針へ本年度初会合
日本私立大学協会は1月24日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、本年度第1回企画財務委員会(担当理事=小原芳明玉川大学理事長・学園長)を開催し、令和7年度同協会事業計画案と予算案作成のための基本方針などを協議した。
文部科学省
高等学校DX加速化事業1200校を支援
文科省令和7年予算(案) 新規採択校には1000万円
文部科学省はさらなる高校のDX推進に向け、令和7年度は、昨年度からの継続校1000校程度に500万円(重点類型の場合は700万円)、新規採択校200校程度に1000万円(重点類型の場合は1200万円)を支援することを公表した。令和7年度予算(案)として新規に2億円を計上した。
寄稿
FDを有効に機能させるには
京都橘大学 西野毅朗
インタビュー
学内に賑い、自治体からの委託も
江戸川大学「エド・アド」 学生が広告代理店を運営
千葉県流山市の江戸川大学(宮崎孝治学長、社会学部、メディアコミュニケーション学部)のマス・コミュニケーション学科では、同学科学生を中心に学生広告代理店「エド・アド」を運営している。流山市が毎年開催する「流山グリーンフェスティバル」では花絵制作を委託されているほか、学内で様々な企画に取り組む。エド・アドの小林彩葉社長(同学科3年生)と同社顧問の井上一郎同学科教授に聞いた。
寄稿
教育DXの深化を目指す
デジタル教科書導入から考えるメリットと課題
淑徳大学 荒木俊博
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-61-
将来の職業見据えキャリア教育に力
広島の音楽・カトリック文化に寄与
エリザベト音楽大学
川野祐二学長
広島市に立地するエリザベト音楽大学(川野祐二理事長・学長、音楽学部)は、入学定員50人の小規模私立大学である。カトリック・イエズス会の教育方針に基づき、グレゴリオ聖歌を必修にしているなどユニークな教育を行っている。また、国際平和文化都市を標榜する広島市に音楽から貢献していく。川野学長に今後の展開などを聞いた。
日本私立大学協会
支部一丸となって取り組む
私大協 関西支部 関東地区 新年賀詞交歓会開く
日本私立大学協会(小原芳明会長)の関西支部(支部長=谷岡一郎大阪商業大学理事長・学長)は、1月9日に大阪ガーデンパレスで、関東地区連絡協議会(令和6年度議長=宮田淳明海大学理事長)は1月16日に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで、それぞれ「新年賀詞交歓会」を開催した。