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令和6年10月 第2982号(10月23日)
中央教育審議会
設置基準・認可制度 踏み込み協議
中教審大学分科会 特別部会「ヒアリング」受け
中央教育審議会の大学分科会(第179回)と「高等教育の在り方に関する特別部会」(第11回)の合同会議が10月16日に開かれ、特別部会が「中間まとめ」で実施した関係団体からのヒアリングの結果を踏まえた協議を実施した。この日は特に、高等教育の「質」、全体「規模」の適正化、「アクセス」確保の3点について、大学設置基準や設置認可・評価制度などに踏み込んで意見交換し、年度内の「最終まとめ」に向けて連携した協議を続けることになった。
日本私立大学協会
概算要求実現方策を検討
私大協常務理事会 文教予算以外の活用も
日本私立大学協会(小原芳明会長)は10月11日、第532回常務理事会をオンラインと対面の併用形式で開催した。協議事項では、防衛装備庁における研究開発制度について、担当官から説明を受けて意見交換したほか、令和7年度私立大学関係政府予算要望ならびに私立大学関係税制改正要望の今後の推進方策等について協議した。
日本私立大学協会
内部統制システム実行上の諸課題を討議
私高研 第81回公開研究会を開催
日本私立大学協会附置私学高等教育研究所は9月30日、第81回公開研究会をオンラインで開催した。今般の私立学校法改正により、私立大学は令和7年4月1日までに内部統制システムの整備が求められていることから、テーマを「内部統制システムの実行上の諸課題」と定めた。内部統制システムの趣旨と私立大学への適用を中心に、専門家の講演と経験豊富な私学経営者も加え、パネルディスカッションを実施した。
文部科学省
3方針もとに教育の質向上
令和4年度大学教育改革状況調査結果公表
文部科学省は、令和4年度の大学における教育内容等の改革状況について調査を行い、このたび結果をとりまとめ公表した。
文部科学省
留学経験者の採用は年々増加
海外留学意識調査 保護者の2割は費用負担できない
文部科学省及び(独)日本学生支援機構による官民協同留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」は全国の高校生、大学生、またその保護者や高校教員、採用担当者を対象に「海外留学に関する意識調査」を実施し、このたび結果を公表した。採用担当者の7割が留学経験者の採用が増えていると答え、留学経験者への期待が高まっていることが分かった。
日本高等教育評価機構だより
創立20周年記念を迎えて
評価充実協議会について
インタビュー
ビジネス分野の科目も幅広く学ぶ
京都外国語大学ダイヤモンドコース
"学部留学"が必修に
京都外国語大学(小野隆啓学長、外国語学部、国際貢献学部)の外国語学部英米語学科では、2024年度から、産・官・学のトップキャリアで即戦力として活躍できる人材の育成を目的に「ダイヤモンドコース」を立ち上げた。専門分野を学ぶ「学部留学」が必須のほか、社会科学系の授業、地元京都の特色についても学べる。このコースについて野澤元(のざわ・はじめ)英米語学科長に聞いた。
寄稿
茨城大学におけるスチューデントサクセスの取組
学生の自己実現に向けて
茨城大学学長 太田寛行
寄稿
学びを支える学習環境
京都橘大学 多田泰紘
学校法人濱名山手学院
次の100年に向けて!
濱名山手学院が100周年で式典等開く
学校法人濱名山手学院(濱名篤理事長・関西国際大学長)は、9月21日、神戸ポートピアホテルで、創立100周年記念式典・記念祝賀パーティーを挙行し、全国から関係者が参集した。