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令和6年6月 第2966号(06月05日)

全私学連合

私学振興、強力に推進
代表者会議 本年度事業方針を了承

 全私学連合(田中愛治代表)は5月22日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)において、代表者会議を開催した。幼稚園から大学までの同連合を構成する私学団体の会長らが出席(一部オンライン)。令和5年度同連合収支決算報告のほか、令和6年度同連合事業活動方針の概要案と予算案を協議し、了承した。

文部科学省

GPA要件に検討の余地も
修学支援新制度検討会議 私大協などが意見書

 文部科学省は5月24日、高等教育の修学支援新制度の在り方検討会議(令和5~6年度)の第3回会合を開いた。同制度の現在の学業要件等について見直すべき点を議論していく中、大学団体等に意見聴取を実施し、このたび各団体から提出された意見書をもとに審議した。

文部科学省

留学生在籍管理徹底へ
指導指針 退学者5%超で指導対象

 文部科学省は「外国人留学生の在籍管理の徹底に関する新たな対応方針(令和元年6月11日付け文部科学省・出入国在留管理庁)」と「教育未来創造会議第二次提言(令和5年4月27日)」を踏まえ、外国人留学生の受け入れを推進するとともに、在籍管理が適正に行われない大学等に対する指導を実施することを決定した。大学および高等専門学校に対する指導指針として、4月26日に文部科学大臣決定として策定した。

日本私立大学協会

来年度私大関係政府予算要望の協議開始
私大協理事会 重点要望に寄附税制改善

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は5月24日、第742回理事会をオンラインと対面の併用形式で開催し、令和7年度私立大学関係政府予算・税制改正要望について協議した。

日本学生支援機構

外国人留学生数は27万9274人
留学生調査 コロナ禍以降初めて増加に転じる

 文部科学省は5月24日、「外国人留学生在籍状況調査」結果と「日本人の海外留学者数」について公表した。調査によると、外国人留学生数は、前年度から4万8128人増の27万9274人であった。コロナ禍以降初めて増加に転じた。

日本私立学校振興・共済事業団

多様な特色ある研究に交付
若手・女性研究者奨励金贈呈式

 日本私立学校振興・共済事業団は、5月17日に「2024年度 若手・女性研究者奨励金贈呈式」を、東京ガーデンパレスにおいて開催した。

連載

高校進路指導室の扉
―新しい高大連携・接続に向けて―
多様化する進路指導
大学入試で求められる「学力」とは

 文化学園大学杉並中学・高等学校
 進路指導部長  太田武利

インタビュー

ユニバーサルデザインを取り入れた学修環境
明星大学の合理的配慮 学内に診療所も設置

 東京・日野市に立地する明星大学(冨樫伸学長)は、10年前に「ユニバーサルデザインセンター」(以下、「UDセンター」)を設置した。ここには臨床心理士・公認心理師の資格を持つコーディネーター3人が常駐しており、様々な取り組みを行う。また、「ステューデント・サロン」は学生たちの居場所となっており、有志の学生団体のピアサポーターもまた、支援活動を行っている。どのような支援か、統合学生支援室(UDセンター)の林貴雄マネージャーと、同室の平田茜コーディネーターに聞いた。

連載

SDを推進する職員(終)
成長するSDC 高木佳代子氏(愛媛大学)

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-53-
信頼できる教員の養成
DXやスポーツにも力

 岐阜聖徳学園大学
 観山正見学長

 岐阜県岐阜市に立地する岐阜聖徳学園大学(教育学部、外国語学部、経済情報学部、看護学部)は、「教員になるなら岐阜聖徳」とも言われ、東海地方の教員養成では昔から有名である。2025年には、外国語学部を人文学部(設置構想中)と装いを変え、AI時代に強い人材を育成していく予定である。この取り組みなどについて観山正見学長に聞いた。

日本私立大学協会

法人ガバナンスなどに対応を
私大協支部総会 地方の厳しさ訴える

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の中国・四国支部(支部長=鶴衛広島工業大学理事長・総長)と、関西支部(支部長=谷岡一郎大阪商業大学理事長・学長)は、それぞれ春季総会を開催した。