政府

特例制度の「届出制」検討を
規制改革実施計画　閣議決定

　政府は6月16日に「規制改革実施計画」を閣議決定した。「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトにした新しい資本主義の実現のために、規制・制度を不断に見直す。規制改革により、スタートアップが活躍できる環境整備や変化に対応した経済社会の変革を推進していくことを基本の考え方とした。なかでも「人への投資」として、教育イノベーション促進のための大学等に対する「事後型の規制・制度」における重点的な規制改革を進める事項が明記されている。

文部科学省

デジタル・ライブラリー実現へ
推進検討会が初会合

　文部科学省は、6月19日に、「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会（竹内比呂也主査）の第1回会合を開催した。

日本私立大学協会

４年度収支決算を承認
理事会　来年度私大政府予算など協議

　日本私立大学協会（小原芳明会長）は6月23日、第733回理事会を対面とオンラインの併用形式で開催した。議事では、令和4年度同協会収支決算を承認したほか、令和6年度私立大学関係政府予算と税制改正要望について協議した。

日本私立大学団体連合会

私大関係政府予算要望など協議
公財政改革委員会が初会合

　日本私立大学団体連合会の公財政改革委員会（曄道佳明委員長）は6月21日、本年度の初会合を対面とオンラインの併用形式で開催した。

国立青少年教育振興機構

仕事は「生活のため」が７割
４か国の高校生の進路と職業意識

　国立青少年教育振興機構は、令和4年9月～令和5年2月に高校生を対象に、「高校生の進路と職業意識に関する調査報告書‐日本・米国・中国・韓国の比較‐」に関する調査を取りまとめた。日本の高校生の仕事に対するイメージは、「生活のため」「社会人としての義務」という割合が他国と比較して著しく高い傾向であることが分かった。

福岡歯科大学・福岡看護大学・福岡医療短期大学

福岡市立高（４校）と高大連携協定
より強固なパートナーシップを築く

　福岡歯科大学（水田祥代理事長、髙橋裕学長）は、福岡看護大学（樗木晶子学長）・福岡医療短期大学（田口智章学長）とともに、大学教育・高等学校教育の活性化等を目的として、福岡市立高等学校である福翔高等学校（藤菊英校長）・博多工業高等学校（福岡哲朗校長）・福岡女子高等学校（大洲隆一郎校長）・福岡西陵高等学校（佐伯哲郎校長）の4校と「高大連携に関する協定」を締結、6月13日に福岡歯科大学において調印式を行った。

寄稿

教学マネジメントに資するＦＤ・ＳＤ及び
ＩＲの推進と学長室の役割

　淑徳大学　　荒木俊博

インタビュー

担当者間の信頼関係をつくる
宮崎国際大学の海外研修マネジメント
実のある協定を結ぶために

　宮崎国際大学（村上昇学長、国際教養学部、教育学部）は、30年前の創立以来、2年次後期に原則として全員海外研修を必須としている。このことが全国から早期に注目されてきたゆえんでもある。その海外研修先との協定や海外研修前後の指導、また海外滞在時の学生の生活や経験を長年支えてきたのが、国際教育・連携を担当する西村直樹副学長。学術交流及び学生交流協定の締結や海外研修、交換留学で学生の送り出しを行ってきた西村副学長にそのポイントを聞いた。

寄稿

地方発のイノベーションと産官学連携
サン＝セバスチャン市のリバース・イノベーションへの挑戦

　産業能率大学　　藤岡慎二

寄稿

仕事としての大学職員はこの先どうなる？

　高大共創コーディネーター　　倉部史記

日本私立大学協会

３年半ぶり対面に意気込む
関東地区連絡協議会　本年度事業計画など決定

　日本私立大学協会（小原芳明会長）の関東地区連絡協議会（令和5年度議長＝冲永佳史帝京大学理事長・学長）は、6月15日に東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷（私学会館）で第73回の連絡協議会（総会）を開催し、同協議会加盟142大学中、82大学が参加した。

学校法人熊本学園

脈々と受け継がれる建学の精神
創立８０周年を記念して

　学校法人熊本学園（目黒純一理事長、熊本県熊本市）は5月30日、学園創立80周年記念式典・講演会・祝賀会を熊本ホテルキャッスルで開催した。文部科学大臣代理のほか、官公庁、海外の姉妹大学等からの来賓をはじめ、教育関係者や企業、学園関係者など約380人が出席した。

学校法人睦学園

和でつながり、個を伸ばす
創立１００周年祝う

　学校法人睦学園（河野真理事長・兵庫県加古川市）は、6月10日に学園創立100周年を迎え、神戸ポートピアホテルで、100周年記念式典・祝賀会を挙行した。来賓、教職員含め約750人が出席した。