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令和5年4月 第2922号(04月26日)
文部科学省
デジタル・グリーン学部等設置を促進
大学・高専機能強化 支援事業 公募開始
文部科学省は4月18日、「大学・高専機能強化支援事業」の公募を開始した。同事業は、大学(学部、大学院を置くものに限る)または高等専門学校に対し、デジタル・グリーン等の成長分野の学部等の設置等を促進することを目的に必要な助成金を交付し支援するもの。令和4年度補正予算において同事業に3002億円を計上。大学改革支援・学位授与機構に所要額を積み上げたうえで、取り崩して使用する基金を造成し、複数年度にわたる支援を可能としている。選定されれば、同機構より経費措置を受けることとなる。
文部科学省
入学定員未充足など83校に指摘
4年度 設置計画履行状況等調査結果
文部科学省は3月24日、令和4年度の設置計画履行状況等調査の結果を公表した。国公私立の大学、大学院、短期大学、高等専門学校381校を対象に調査が行われ、指摘が付された大学等は83校だった。
文部科学省
経営改善など83学校法人に指摘
4年度 寄附行為(変更)認可後財政・施設等整備状況調査結果
文部科学省は3月24日、令和4年度の大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査結果を公表した。
日本私立大学協会
学生支援の諸問題に取り組む
本年度第1回 学生生活指導研究委員会
日本私立大学協会(小原芳明会長)は4月17日、本年度第1回(通算第401回)の学生生活指導研究委員会(担当理事=木宮健二常葉大学理事長、委員長=岩井絹江東京家政大学常務理事)を対面とオンラインの併用で開催した。
中央教育審議会
「社会教育士」の活躍機会拡充へ
生涯学習分科会が第12期初会合
中央教育審議会(荒瀬克己会長)の生涯学習分科会は4月19日、第124回会合を開催。第12期の初会合のため、冒頭非公開で分科会長等の選任を行い、清原慶子杏林大学客員教授・前東京都三鷹市長を分科会長に選任した。また、今期の審議に関する意見交換を行った。
文部科学省
年間総授業時数は標準を越え
小中学教育編成・状況調査
総合では「環境」「伝統」「文化」が多い傾向
文部科学省は4月20日、令和4年度「公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査」の結果を公表した。調査によると、小学校5年生の「年間総授業時数」(令和3年度実績)では、1059.9単位時間(単位時間45分)で、標準授業時間数1015時間を大幅に上回っていることが分かった。
東京音楽大学、藤田医科大学
異分野が連携し新しい知の創造へ
連携協定を締結
東京音楽大学(野平一郎学長、東京都目黒区)と、藤田医科大学(湯澤由紀夫学長、愛知県豊明市)は4月4日に、連携協定を締結した。
日本高等教育評価機構だより
学生サービスとSD活動に優れた取組み
令和4年度の評価結果から
特集
学術をわかりやすく伝えること
教育哲学の場合 第2弾
「わからなさ」を遊ぶ
武庫川女子大学 井谷信彦
「声」未満のものを体系化せずに探究できるか
文教大学 渡邉優子
文脈に橋を架ける
帝京大学 村松灯
連載
IRを活かした大学経営
日本IR協会の活動 ②
IRにおける情報の可視化
具体的な改善につなげるには
小樽商科大学 西出崇
インタビュー
想像力を広げて考えよ
新潟工科大学危機管理体制 震災や大雪で培われる危機意識
新潟県柏崎市に立地する新潟工科大学(田邊裕治学長、工学部)は、2つの大震災の経験や、もとより降雪量の多い地域性もあり、主に自然災害に強い大学といえる。とはいえマニュアルや規程では対応できないことも多い。危機管理の要諦などについて、大川秀雄学長(2023年3月で退任)、村上肇教務学生委員会委員長、坂田武利常務理事・事務局長に聞いた。(*なお、本稿では取材時(3月7日)の肩書で記す)