バックナンバー
令和5年4月 第2921号(04月19日)
文部科学省
大学連携で「研究力」強化促進
文科省が運用方針 地域の研究大学を基金で支援
文部科学省は4月14日、「地域中核研究大学等強化促進基金の運用基本方針」と「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業の制度骨子」を決定した。現在、地域中核・特色ある研究大学が、その強み・特色ある研究力を核とした経営戦略の下、他大学との連携等を図りつつ、研究活動の国際展開や社会実装の加速により研究力強化を図る取り組みを支援するため、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)に「地域中核研究大学等強化促進基金」を造成している。この基金を適切に運用するために、このたび同運用基本方針等を決定した。5月以降には、JSPSにおいて「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の公募を開始する予定としている。
文部科学省
大学ファンドに10大学申請
私立大では早大、東京理科大
文部科学省は4月4日、10兆円規模の「大学ファンド」の支援対象に10大学が申請したと発表した。
科学技術・学術審議会
科学技術立国の実現に向け審議
科技・学術審総会 第12期初会合で検討事項確認
科学技術・学術審議会は、3月23日に第12期の初会合となる総会(第70回)を開催し、最近の科学技術・学術の動向と、今期の活動について確認した。
科学技術・学術審議会
「総合知」の創出と活用へ
学術分科会 第12期初会合を開催
科学技術・学術審議会の学術分科会は、3月28日に第12期の初会合(第88回)を開催し、前期での議論を踏まえて今期の活動について確認した。
就職問題懇談会
採用選考活動日程の遵守求める
「申合せ」「企業等への要請」公表
国公私立の大学等で構成する就職問題懇談会は4月10日、「令和6年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)」と「令和6年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(企業等への要請)」を公表した。
文部科学省
1人1台端末でSOSを早期発見
不登校対策COCOLOプラン
「特例校」全県設置目指す
文部科学省は、3月31日に、「誰一人取り残さない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」を取りまとめ、全国の教育委員会教育長等に通知した。プランでは、不登校により学びのアクセスができない子供たちをゼロにすることを目指し、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整えるため、不登校特例校の全国に300校設置を目指すことなどがまとめられた。
インタビュー
地域・専門・学年が交ざり価値観広がる
大学間で越境学習 エネルギーをテーマに
全国6大学が参加する「大学間越境学習プログラム」は、この3月、2か月に及ぶトライアルを終えた。これは一つのテーマのもと、学生が各地域性や専門性を活かして発表しあい、その違いに目を向けて幅広い価値観を習得するもの。事務局を務めたのは桐蔭横浜大学(森朋子学長)の教育研究開発機構。森学長は「おおむね成功だった」と振り返る。森学長と河本達毅副学長に聞いた。
インタビュー
強いリーダーシップと風通しの良さが強み
長崎国際大学の危機管理体制 事件事故等にも迅速に対応
長崎県佐世保市に立地する長崎国際大学(安東由喜雄学長、人間社会学部、健康管理学部、薬学部)は、小規模大学ならではの危機管理体制のもとこの地域ならではの危機に対応している。コロナ禍でのリーダーシップはもちろん、国境にある地域だからこそ抱える「危機」について、綾部賢一郎事務局長、矢野俊明事務局次長から聞いた。
連載
IRを活かした大学経営
日本IR協会の活動 ①
Eduinformaticsにもとづいたデータ駆動型
教学改革におけるIRの実践報告
現東京工業大学、前神戸常盤大学 高松邦彦
神戸常盤大学理事長 中村忠司
インタビュー
研究を見て触れて感じてもらいたい
神奈川工科大学リサーチデー 10の研究成果を披露
神奈川県厚木市に立地する神奈川工科大学(小宮一三学長、工学部、創造工学部、応用バイオ科学部、情報学部、健康医療科学部)は、3月31日、同大学初の「第1回リサーチデー」を開催した。10の研究成果についてステークホルダーに紹介する場である。同企画を立案・推進したのは脇田敏裕研究推進機構長。その思いを聞いた。
エリザベト音楽大学
広島交響楽団と共演も
創立75周年演奏会 1年かけ様々な演奏
エリザベト音楽大学(川野祐二理事長・学長/広島市)は本年11月に創立75周年を迎えるにあたり、1月から2024年3月を周年事業対象として様々な演奏会を計画している。3月10日には「創立記念演奏会Vol.1」を広島文化学園HBGホールにて開催した。