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令和5年2月 第2915号(02月15日)
中央教育審議会
教育政策の実行性求める
教育振興基本計画部会 答申素案を審議
中央教育審議会の教育振興基本計画部会は2月7日、第13回会合をオンラインで開き、前回会合で示された審議経過報告案に、パブリックコメントや関係団体からのヒアリング結果などを反映させた答申素案について審議した。来年度からの第4期に相当する教育振興基本計画(令和5~9年度)の策定に向けた検討が大詰めを迎えている。
文部科学省
特色ある教育研究の推進など252校選定
文科省令和4年度 私立大学等改革総合支援事業
文部科学省は、令和4年度「私立大学等改革総合支援事業」の支援対象校の選定について公表した。本年度の同事業は、609校(大学・短期大学・高等専門学校)から申請があり、252校が選定された。Society5.0の実現に向けた特色ある教育研究の推進や、地域社会への貢献、イノベーションを推進する研究の社会実装の推進など、特色・強みや役割の明確化・伸長に向けた改革に全学的・組織的に取り組む大学等を重点的に支援する。令和4年度予算額は112億円。
文部科学省
企業からの研究資金 約1278億円と増加傾向
文科省令和3年度 大学の産学連携調査
文部科学省は2月10日、全国の大学等を対象に毎年度調査を行っている、大学等における産学連携等実施状況について、令和3年度における調査結果をとりまとめ公表した。
アルカディアの風
文部科学省
コロナ禍前より減少
文科省調査
インターンシップ参加学生は7万5785人
文部科学省は、1月27日に令和3年度大学等におけるインターンシップ実施状況について発表した。これによると、2021年度に実施された大学などのインターンシップが単位認定の有無にかかわらず、減少したことが分かった。
寄稿
withコロナ時代のFD活動を考える
北海道大学高等教育研修センターの取り組み
北海道大学 山本堅一
インタビュー
災害時は様々な拠点に
鈴鹿医療科学大の危機管理体制
授業では災害医療を学ぶ
鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長、保健衛生学部、医用工学部、薬学部、看護学部)は、三重県内唯一の医療・福祉の総合大学として、災害時には地域の医療支援拠点としての機能を担う。また、学内では様々なプロジェクトチームを設置し、マニュアルやルールなどを作成した。この体制について豊田学長に聞いた。
寄稿
情報リテラシーをどう身につけるか
新着「ネット情報におぼれない学び方」の想い
中央大学 梅澤貴典
対談
大学教育の質保証は
教員の質保証から
~FDの組織的展開と管理職の役割
20世紀から21世紀初頭のFD論は、教育哲学や教育政策といった主に思想的・大局的な観点から論じられてきた。しかしそれ以降、教育改革の実質に繋げるFD実践が広がった。その先導に立った大学の一つが愛媛大学。大阪大学の佐藤浩章准教授と関西大学の山田剛史教授は、ともに同大学在職中に教育改革を担い、その実践を元に日本のFDのモデルを作ってきた。これまでを振り返りながら、現在の教育改革における課題と展望を探ってもらった。