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令和5年1月 第2912号(01月25日)
中央教育審議会
各学問分野の調和ある発展を
教育振興基本計画部会 私大協がヒアリング対応
中央教育審議会の教育振興基本計画部会(渡邉光一郎部会長)は1月13日、「次期教育振興基本計画の策定に向けた審議経過報告」を公表した。令和5年度より向こう5年間の我が国の教育振興に関する施策の総合的・計画的な推進を図る指針策定の審議は大詰めを迎えている。同日より1月25日まで同審議経過報告についてのパブリックコメントが実施されているのと同時期、1月20日と23日の両日には関係団体ヒアリングが行われた。同部会はそれらの意見聴取を踏まえて、審議経過報告から答申素案へとまとめていく。
中央教育審議会
教育投資の在り方とりまとめ
第12回会合 審議経過報告案を審議
中央教育審議会の教育振興基本計画部会(渡邉光一郎部会長)は1月13日、オンラインで第12回の会合を開催した。審議経過報告案を提示し、前回の素案段階では記述がなかった「今後の教育政策の遂行に当たって特に留意すべき事項」の追記や、前回の議論を受けて修正した点を踏まえて審議した。
内閣府
「異次元の少子化対策」実現へ
こども政策強化会議が初会合
内閣府は、1月19日に、こども政策強化に関する関係者会議の初会合を開いた。
文部科学省
新規に人社会系ネットワーク型大学院構築事業2億円
文科省令和5年度予算案 再推費に126億円
政府は昨年12月23日に令和5年度予算(案)を閣議決定した。文部科学省の文教関係予算では、高等教育機関の多様なミッションの実現などを要望しており、4兆146億円で対前年度82億円増となった。私学助成関係については本紙2910号で既報、このたびは国公私立大学を通じた大学教育再生の戦略的推進―大学教育再生戦略推進費―、競争的資金のいわゆる再推費について、主な事業項目と予算額案を掲載する。
みずほ証券グローバル戦略シンポジウム
大学の成長基盤強化を考える
「先行投資」「財源創出」をテーマに議論
みずほ証券(株)は昨年12月9日、第16回大学のグローバル戦略シンポジウム(UGSS2022)をウェブ配信により開催した。本年度は「大学の成長を支える『先行投資』と『財源創出』」をテーマに、社会変革をもたらすイノベーションの中核を担う大学において、理論と実践を往還し、社会的課題解決に貢献するための先行投資と財源創出を目指す大学のあり方を議論した。
インタビュー
全学科混成の実践科目も
鈴鹿医療科学大医療人底力教育
職員もチューターとして参加
三重県鈴鹿市に立地する鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長、保健衛生学部、医用工学部、薬学部、看護学部)は、10学科14専攻を横断する初年次教育「医療人底力教育」を実施している。これは、専門教育の一方で、学科・専攻に共通する人間力や教養など、専門を支える力を身につけさせる教育で、結果として各学科教員間の壁を低くし、教職協働にも結び付いているという。豊田学長にこの取り組みを聞いた。
寄稿
持続可能な大学DXのために
大学はアジャイルが許される組織となることができるか
東日本国際大学 関沢和泉
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-33-
「興動人」を育成する
不確実な時代こそ信念を持って
広島経済大学
石田優子学長
広島市に立地する広島経済大学(石田優子学長、経済学部、経営学部、メディアビジネス学部)は、約15年前から「興動人の育成」を掲げ、学生の様々な挑戦を支援している。スタート時には、学内からも戸惑いや反発があったものの、現在は「広経大といえば興動館」という認識が浸透し、同様に学外にも定着しつつあるという。興動館教育プログラムを育ててきた石田学長にこれからの大学、そして地域について聞いた。
日本私立大学協会
結束を固め一丸となって
関西支部賀詞交歓会 40大学76人が参集
日本私立大学協会(小原芳明会長)の関西支部(支部長=谷岡一郎大阪商業大学理事長・学長)は、1月6日に大阪ガーデンパレスで新年賀詞交歓会を開催した。
平成音楽大学
創立50周年を記念して
平成音楽大学 華麗なる音楽の祭典
平成音楽大学(出田敬三学長)は、創立50周年を記念し昨年12月8日に「華麗なる音楽の祭典」を熊本県立劇場にて開催した。