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令和4年11月 第2903号(11月02日)
中央教育審議会
ゼミ・卒論の役割論議
大学振興部会 「出口保証」専門家ヒアリング
中央教育審議会大学分科会の大学振興部会(永田恭介部会長)は10月28日、第5回会合をオンラインで開き、「ゼミナール教育・卒業論文等から考える『出口の質保証』」のテーマで京都橘大学経営学部経営学科(教育開発・学習支援室)専任講師の西野毅朗氏からヒアリングし、「(学びの)出口の質保証」の面でゼミナール(ゼミ)や卒論が果たしている役割やその在るべき形について意見交換した。
中央教育審議会
「令和の日本型学校教育の教師」答申素案 大筋で了承
中教審総会 各部会から審議経過報告
中央教育審議会(渡邉光一郎会長)は10月28日、第131回総会をオンラインで開いた。「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方についての答申素案を審議の上、大筋で了承。各部会等での「次期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方について(案)」、「生涯学習分科会における議論の整理について」といった報告を受けて審議した。
OECD
日本の高等教育支出 家計依存
『図表でみる教育』2022年版
OECDが毎年公表している『図表でみる教育』の2022年版では、日本について高等教育と教育支出の観点から、他のOECD加盟国とのデータ比較も交えて分析している。
教育未来創造会議
コロナ後グローバル人材育成に多様性を
私大協がヒアリングで意見
教育未来創造会議のワーキング・グループは10月27日に第5回の会合を開き、本会議における「コロナ後のグローバル社会を見据えた投資」についての議論を深堀する論点などが提示された。日本私立大学協会など大学関係団体へのヒアリングも実施され、それらをもとに議論した
大学改革支援・学位授与機構
学内外の学びの接続を考える
大学質保証フォーラム開催
大学改革支援・学位授与機構は、9月28日(水)に令和4年度大学質保証フォーラム「大学内外の学びの接続を考える―多様な学習が生きる社会へ―」を開催した。今年度のフォーラムでは、就業経験、入学前学習、細分化された学習履歴(マイクロクレデンシャル)、授業外の活動などの大学内外での様々な学習経験を認定するための取組を取り上げながら、生涯教育における高等教育の役割とその質保証について、現状と今後の展望を議論した。
奈良大学
生涯を教育と法人経営に捧げる
市川前理事長を偲ぶ会
令和2年1月18日に85歳で亡くなった学校法人奈良大学の市川良哉前理事長を偲ぶ会が、令和4年10月23日午後2時から、故人ゆかりの奈良大学講堂において執り行われた。
アルカディア学報
福田庸之助(学校法人純真学園理事長)
インタビュー
3領域を横断して文理融合の学び
明星大学のデータサイエンス学環 実践型の演習・実習を重視
東京の多摩地区に立地する明星大学(落合一泰学長)は、2023年度より、新たに「データサイエンス学環」を設置する。これは、他大学に先駆けて「学部等連係課程制度」を利用したもので、30人の入学定員からスタートする。どのような教育システム、カリキュラムとなるのか、篠原聡副学長(データサイエンス学環長就任予定)に聞いた。
寄稿
掘り起こし、つながりを創る
大学広報は「創発」を生み出すキーファクター
大阪経済大学 高濱悠紀
連載
5ビヨンドコロナの大学戦略-30-
北海道をリードする理系人材の養成
コロナ禍で高校とも連携して教育を再構築
北海道科学大学
川上敬学長
北海道札幌市北部の手稲区に立地する北海道科学大学(川上敬学長、工学部、薬学部、保健医療学部、未来デザイン学部)は、2024年の法人創立100周年に向けて『100周年ブランドビジョン』を、法人全体を挙げて実行中である。その成果は、すでに志願者数は北海道私立大学で4年連続1位、就職率は99・9%など、高い実績にも結び付いている。コロナ後の北海道の課題、そして、主に大学の戦略を川上学長に聞いた。
科学技術・学術審議会
若手研究者ら事例発表
人材委員会 経営者の人材投資マインドも重要
文部科学省は10月21日に、科学技術・学術審議会人材委員会の第94回会合を開催。前回行われた4月25日の第93回に引き続き、博士人材のキャリアパス等について審議した。
学校法人西南女学院
建学の精神をつなぐランナーとして
創立100周年記念式典を挙行
学校法人西南女学院(向雅彦理事長)は、10月18日、西南女学院創立100周年記念式典を挙行した。