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令和4年8月 第2893号(08月03日)
政府
「人への投資」に重点化
概算要求基準を閣議了解
政府は7月29日、令和5年度予算の概算要求基準を閣議了解した。新しい資本主義の実現に向けて、防衛費や少子化、脱炭素などには具体額なしで要求できる事項要求を認め、重要施策への予算の重点化を図る。骨太方針で掲げられた「人への投資」についても重点化を進めるとした。
中央教育審議会
「教育とウェルビーイング」論議
教育振興基本計画部会 誰一人取り残さない教育とは
中央教育審議会の教育振興基本計画部会(渡邉光一郎部会長)は7月12日、オンラインで第4回会合を開き、次期教育振興基本計画の策定に向けて、教育とウェルビーイングと、誰一人取り残さない教育についての2点を議題に意見交換を行った。
文部科学省
薬学部に新設抑制の方針
文科省専門小委 定員割れ 助成減額強化
文部科学省の「薬学部教育の質保証専門小委員会」は、7月22日に「6年制課程における薬学部教育の質保証に関するとりまとめ」案を概ね了承した。
文部科学省
図書館、博物館の施設数は過去最多
社会教育調査(中間報告)
図書の年間貸出数は1人あたり4.2冊
文部科学省は、7月27日、「令和3年度社会教育調査の中間報告」を公表した。調査によると、公民館、社会教育施設は減少傾向にある中、図書館、博物館、生涯学習センターは増加しており過去最多となったことが分かった。
寄稿
私学法改正を契機に経営の本格的強化を
―不祥事防止対策から理事会のリーダーシップ強化へ
桜美林大学前教授・日本福祉大学前学園参与
篠田道夫
インタビュー
自前で学内システムを整備
嘉悦大学の危機管理体制
諸規程を検索しやすく電子化へ
東京都小平市に立地する嘉悦大学(井上行忠学長)は、重大な不祥事を経て、コンプライアンスやガバナンスを重視する体制となった。また、情報技術に長けた教職員が多く、学内システムも自前で整備するため、サイバーセキュリティも卓越した取り組みになっている。同大学の宮本潔理事・法人事務局長と小林誠一法人部長に聞いた。
寄稿
教養教育における体育・スポーツ科目の未来
初年次教育・STEAM教育への活用
東京大学 小林雄志
寄稿
大学のメディア化への
アプローチの試み
(学)追手門学院理事長室広報課課長/大正大学客員教授
谷ノ内識
大学リーダーシップ公開研究会
大森氏(共愛前国大)「現場巻き込むを」
学長のリーダーシップと大学の将来
4人の新学長も登壇
7月9日、東京・市ケ谷のアルカディア市ケ谷で、第2回大学リーダーシップ公開研究会「学長のリーダーシップと大学の将来」が開催され、『AERA MOOK大学ランキング2023』で、「学長から注目される学長」1位となった共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長のほか、この4月に就任したばかりの4人の学長が登壇した。全国から約100人の参加者が集った。