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令和4年7月 第2892号(07月27日)

全私学連合

国私間の公財政支出格差是正へ
全私学連合代表者会議 私学各団体要望とりまとめ

 全私学連合(田中愛治代表)は7月20日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で代表者会議を開催。幼稚園から大学までの私学各団体の代表者と、日本私立学校振興・共済事業団、一般財団法人私学研修福祉会の代表者が、新型コロナウイルス感染症対策を講じてオンライン併用により、令和5年度私立学校関係政府予算・税制改正に関する要望について協議した。来年度政府予算概算要求に向けて、私学各団体からの要望案がとりまとめられ、協議ののち大筋で了承された。

日本私立大学協会

全国あげて私大の要望実現を
私大協理事会 概算要求に向け協議

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は7月22日、第725回理事会をオンラインで開いた。議事では、令和5年度私立大学関係政府予算要望と税制改正要望、同協会第157回総会(秋季)の開催等について協議した。

中央教育審議会

人社系大学院改革の方向性示す
大学院部会 中間まとめ案を審議

 中央教育審議会大学分科会の大学院部会(湊長博部会長)は7月21日、第108回の会合をオンラインで開催し、人文科学・社会科学系の大学院教育に関する方向性の中間とりまとめ案について審議した。 

アルカディアの風

確実な「人への投資」を

文化庁

部活動「受け皿」に芸大など想定
文化系部活動検討会議 休日の活動を段階的に移行

 文化庁は、7月25日に第6回「文化部活動の地域移行に関する検討会議(座長=北山敦康静岡大学名誉教授)を開催し、吹奏楽部など文化系部活の指導を学校から地域へ移すことに関する提言(案)が示された。案では、文化部活動の地域移行の受け皿として、地域の文化芸術団体や民間教室、芸術系大学、それらの団体に所属している会員などが外部指導者となることが想定されている。

寄稿

日本高等教育評価機構だより
令和3年度認証評価における同時受審を経験して

インタビュー

アイディアを形にする人々の場に
神奈川大学のファブラボ
ソーシャルコモンズとして開放

 神奈川大学(小熊誠学長)は、2021年に「みなとみらいキャンパス」を新設した。低層階は市民にも広く開放し、ソーシャルコモンズとしての機能を担う。その一角に設置された「ラボ」は、アイディアを形にする工房で、ファブラボとしても利用される。このたびは、特にファブラボの機能等について、社会連携センターの田中純平課長補佐に聞いた。

寄稿

私立学校法改正法案骨子案と現行寄附行為の対比
学校法人工学院大学の事例

 学校法人工学院大学  杉原明

令和4年 私学関係者 暑中見舞い名刺交換広告

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-27-
留学生通じ世界と地域つなぐ
青森県を元気にする大学へ

 青森中央学院大学
 佐藤敬学長

 青森市に立地する青森中央学院大学(佐藤敬学長、経営法学部、看護学部、別科助産専攻、大学院地域マネジメント研究科)は、一貫して青森の地域に根差す大学として発展し、同時に留学生の交流を通して青森県のグローバル化をも推進してきた。収容定員1000人程度の小規模大学ではあるが、コロナ前はその10%が留学生だった。コロナ禍に5%まで落ち込んだが、現在は8%まで回復している。コロナを超えたグローバルと地域の取り組みについて、佐藤学長に聞いた。

日本私立大学協会

本年度事業計画など決定
関東地区連絡協議会 書面表決の議決報告

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の関東地区連絡協議会(令和4年度議長=宮田淳明海大学理事長)は、6月29日にオンラインで第71回の連絡協議会(総会)を開催し、同協議会加盟142大学中、50大学から50人が参加した。

福祉系大学経営者協議会

社会福祉士 国試の在り方を議論
岩崎氏(厚労省検討会座長)が講演

 福祉人材養成に取り組む全国26大学(私立大学24校・公立大学2校)で構成する「福祉系大学経営者協議会」は、6月16日、オンラインで、令和4年度第1回総会を開催し、加盟22校37人が参加した。