バックナンバー
令和3年11月 第2863号(11月24日)
日本私立大学団体連合会
概算要求の満額実現を
私大振興協議会 国会議員に要望
日本私立大学団体連合会(会長=田中愛治早稲田大学総長)は11月16日、「私立大学の振興に関する協議会(拡大)」を都内のホテルで開いた。協議会には、末松信介文部科学大臣や前文科大臣の萩生田光一経済産業大臣をはじめ、自民党国会議員のなかで文科大臣、文部科学部会長経験者ら文教関係のメンバー、さらに学校耐震化・施設整備等促進議員連盟のメンバーなど多数出席し、私学の抱える諸問題について協議した。
中央教育審議会
教員免許更新制廃止へ
教師の在り方特別部会・教員養成部会 審議まとめを了承
中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第5回)、初等中等教育分科会教員養成部会(126回)は、11月15日にオンラインで合同会議を開いた。
日本私立大学協会
学生のキャリア形成支援がテーマ
私大協就職部課長研修会 雇用環境の変化に対応
日本私立大学協会(小原芳明会長)は11月8日から18日まで、「雇用環境の変化と多様化する学生へのキャリア形成支援―ニューノーマル時代への対応―」をメインテーマに、令和3年度(通算第45回)「就職部課長相当者研修会」をオンラインで開催した。同研修会は同協会就職・キャリア支援委員会(担当理事=瀬戸熊修千葉工業大学理事長、委員長=大越孝桜美林大学理事、特別教授)が準備を進めてきたもの。同研修会には216大学233人が参加し、講演等のオンデマンド配信による全体研修、また双方向配信による班別研修を行った。
全国大学生活協同組合連合会
オンライン授業に予定外の出費
保護者に聞く新入生調査 教科書・教材購入費は22万円
全国大学生活協同組合連合会は、11月10日、「2021年度保護者に聞く新入生調査」の概要を公表した。それによると、受験から入学までの費用面で予定外で困ったことは「教科書や教材、パソコン費用が高かった」と回答した保護者が36・2%と高かった。
アルカディア学報
研究員 大河原遼平(TMI総合法律事務所パートナー弁護士)
インタビュー
特に現2年生に配慮を
敬愛大学の地域連携活動 活動再開に奔走
千葉市稲毛区に立地する敬愛大学(中山幸夫学長、経済学部、国際学部、教育学部)は、地域活動に力を入れている大学だ。しかし、コロナ禍で様々な地域活動の取り組みを中止せざるを得なかった。新型コロナウイルスの感染拡大は地域活動にどのような影響があったのか。地域連携センター長の藤森孝幸氏に聞いた。
寄稿
コロナ禍の学習環境
その現状と課題、および可能性〈下〉
大阪大学 浦田悠
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-16-
"ヒューマン・ケアの総合大学"へ
「大学はみなで使うもの」地域に開く
佐久大学
堀内ふき学長
長野県東信地域、佐久平に立地する佐久大学(堀内ふき学長、看護学部、人間福祉学部)は、2021年4月に人間福祉学部を新設した。コロナ禍の影響で認可が遅れ、初年度の募集は大変苦労したという。しかし、これまで培ってきた医療ネットワークに加えて、海外展開、医療人材の高度化、リカレント教育など、小規模大学ながら精力的に多方面に取り組みを拡大してもいる。地域に根付きつつある大学の取り組みと、ビヨンドコロナの戦略について堀内学長に聞いた。