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令和3年11月 第2860号(11月03日)

日本私立大学協会

中長期計画策定と活用を
私大協 大学経理部課長研修会 
視聴推奨者別に配信

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は10月18日から29日まで、令和3年度(通算第57回)「大学経理部課長相当者研修会」をオンラインで開催した。同研修会は同協会の「大学経理財務研究委員会(担当理事=中山峰男崇城大学理事長・学長、委員長=徳田守金沢工業大学常任理事・財務部長)が準備を進めてきたもの。同研修会には319大学855人が参加し、オンデマンド配信による研修を行った。なお、同研修会動画配信における総視聴回数は8679回だった。

総合科学技術・イノベーション会議

支援政策パッケージ策定へ
CSTI 地域中核大学を駆動力に

 政府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)では、世界と伍するトップ研究大学や地域中核大学の在り方など、大学改革の方向性について議論が進められている。具体的には、経営力向上のためのガバナンス強化や、大学ファンドの創設、地方創生の核となる地域の中核大学支援に向けた政策パッケージの取りまとめなどを行う。

文部科学省

小中学校96%が端末活用
端末の利活用状況調査 GIGAスクール構想に向けて

 文部科学省は10月29日、「GIGAスクール構想の実現に向けた端末の利活用等に関する状況」の確定値を発表した。調査によると、全国の公立の小学校等の96.2%、中学校等の96.5%が、「全学年」または「一部の学年」で端末の利活用をしていることが分かった。

文部科学省

特別支援の教員養成に向け
文科省検討会議 専門性の向上策検討

 文部科学省は、「特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議」(加治佐哲也座長)の初会合を10月25日、オンラインで開いた。

寄稿

変化する授業の中で倫理を問う ―上―

 愛媛大学 上月翔太

インタビュー

教職員と学生が団結
東京医療学院大のコロナ対応 対面授業増やす方針

 東京都西部、多摩センターに立地する東京医療学院大学(関根郁夫学長、保健医療学部)は、コロナ禍において、いち早く講義はオンライン、演習・実習は対面でスタートした。以後、その原則は継続している。対面、遠隔で学生からの評価は半々だというが、教員からは対面を重視する声も多いという。同大学のコロナ禍の取り組みについて、今泉学部長に聞いた。

寄稿

コロナ禍中のゼミ運営
全国ゼミ所属学生調査から見えたこと

 京都橘大学 西野毅朗

寄稿

コロナ禍における美作大学の広報戦略

 美作大学学生募集広報室長 小倉和也

科学技術・学術政策研究所

医療「感染症対策」、環境「カーボンニュートラル」、ICT「AI」
専門家が注目する科学技術

 科学技術・学術政策研究所は、このたび、専門家が注目する科学技術に関するアンケート調査をとりまとめて公表した。同調査では、次期科学技術予測調査における科学技術トピック検討に資する基礎情報を随時得るため、専門家ネットワークに対し現在注目される科学技術についてのアンケートを行った。回答者は同研究所専門家ネットワークの専門調査員で、回答数は984件だった。