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令和3年10月 第2859号(10月27日)

日本私立大学協会

ウィズコロナ・ポストコロナ時代の大学教育とは
私大協 大学教務部課長研修会  教育の質保証を協議

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は10月11日から15日まで、「私立大学における教育の質保証~ウィズコロナ・ポストコロナ時代の大学教育」をメインテーマに、令和3年度(通算第58回)「大学教務部課長相当者研修会」をオンラインで開催した。同研修会は同協会の大学教務研究委員会(担当理事=後藤泰之愛知工業大学理事長・学長、委員長=安井利一明海大学学長)が準備を進めてきたもの。同研修会には246大学268人が参加し、講演のオンデマンド配信による全体研修、また双方向配信による班別研修を行った。

科学技術・学術審議会

大学研究力強化委員会を設置
科技・学術審総会開催 大学ファンド動向を審議

 科学技術・学術審議会(濵口道成会長)は10月13日、オンラインで第66回の総会を開催した。今期の活動や最近の科学技術・学術の動向について審議したほか、同審議会の下に「大学研究力強化委員会」を新たに設置することが決まった。

文部科学省

いじめの認知件数15.6%減
児童生徒の問題行動など調査 自殺415人で過去最多

 文部科学省は、10月13日、「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果を公表した。小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は51万7163件(前年61万2496件)で、前年度に比べて15.6%減少。一方で、自殺した児童生徒数は415人(前年度317人)で、調査開始以降最多であることが分かった。 

連載

日本高等教育評価機構だより 37
令和2年度認証評価受審大学の
グッドプラクティス(優れた取組み)
―評価充実協議会の事例発表から―

インタビュー

「学生のため」部局間の壁低く
神奈川工科大学のコロナ対応 理事も現場で対応

 神奈川県厚木市に立地する神奈川工科大学(小宮一三学長、工学部、情報学部、創造工学部、応用バイオ科学部、健康医療科学部)は、コロナ禍において部局間の連携が進んだという。また、工科系大学ならではのコロナをテーマにした研究も行われた。中込寛常務理事(キャリア就職・卒業生支援担当)・キャリア就職担当部長、鈴木隆理事(学生担当)・学生担当部長に聞いた。

寄稿

会員との「対話」を大切に
会長の任期を終えて

 大学行政管理学会前会長 金田淳一

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-14-
新しい音楽の在り方を模索
「アンサンブルのくにたち」を重視
国立音楽大学
武田忠善学長

 東京・多摩地区の北部に位置する国立音楽大学(武田忠善学長、音楽学部)は、コロナ禍において、全国の音楽大学に先駆けて対面レッスンを再開した。一方、オンラインを柔軟に取り入れて教育や大学広報、音楽の在り方を模索する。演奏会等がすべて中止になる中、コロナ禍で音楽家はどのように音楽と向き合ったのか。武田学長に聞いた。

科学技術・学術政策研究所

ワクチン接種「今後も」69%
科技研が新型コロナで意識調査

 科学技術・学術政策研究所は、科学技術に関する2021年度「科学技術に関する国民意識調査」を公表、それによると、新型コロナウイルスのワクチン接種について、「今後(継続的に摂取することになった場合)」では 69%が(どちらかというと)接種しようと思うと考えており、ワクチン接種を継続することについて一定の理解がみられた。将来接種したいワクチンとして、「(どちらかというと)国産がよいと思う」は 58%と過半数を占めており、国産ワクチンへの期待は高いことが分かった。