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令和3年7月 第2849号(07月28日)

東京五輪

感動と勇気 東京五輪開幕
"かつてない祭典"からの学び

 新型コロナウイルス感染症拡大によって1年延期された、第32回夏季オリンピック東京大会の幕が7月23日に開けた。世界のアスリートが8月8日まで力と技を競い合う。開会式翌日の24日からメダルラッシュで好スタートの日本だが、大会運営に多くの学生ボランティアの参加を見込んでいた大学関係者には無念の思いが残る。かつてない形での五輪開催をこれからの教育の場にどう活かしていくか、新たな模索がつづく。

日本私立大学協会

私学振興上の重要課題を協議
私大協 第715回理事会開く

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は7月9日、第715回理事会をオンラインで開催した。議事では、令和4年度私立大学関係政府予算要望並びに私立大学関係税制改正要望、当面する私学振興上の重要課題について協議した。

日本私立大学協会

コロナ禍の学生支援がテーマ
学生生活指導部課長研修会 オンラインで開催

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は7月5日から8日まで、「コロナ禍における学生支援」をメインテーマに、令和3年度(通算第66回)「学生生活指導部課長相当者研修会」をオンラインで開催した。同研修会は同協会の学生生活指導研究委員会(担当理事=濱田勝宏文化学園大学理事長・学長、委員長=岩井絹江東京家政大学常務理事・学園運営室長)が準備を進めてきたもの。同研修会には208大学225人が参加し、Zoomを活用した講演や事例発表のオンデマンド配信による研修、また双方向配信による班別研修を行った。

日本私立大学協会

コロナほか山積する課題に対応
関東地区連絡協議会 令和3年度事業計画案など承認

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の関東地区連絡協議会(令和3年度議長=佐野元泰神田外語大学理事長)は、7月1日にオンラインで第69回の連絡協議会(総会)を開催し、同協議会加盟141大学中、62大学62人が参加した。

北海学園

私学教育への思い・遺志を継承
森本前理事長 お別れの会

 本年6月1日に89歳で亡くなった学校法人北海学園理事長の森本正夫氏のお別れの会が、7月10日午後2時から札幌ガーデンパレス2階鳳凰の間で執り行われ、教育関係者はじめ各界から約700人が参列し、故人との別れを偲んだ。

アルカディア学報

ニューノーマルにおける高等教育のDX
~ミネルヴァ大学の「挑戦」

 客員研究員 土持ゲーリー法一(京都情報大学院大学副学長・教授)

インタビュー

昨年度 前期実技は全て遠隔で
横浜美術大学のコロナ対応 教職員一丸となった取り組み

 横浜市青葉区に立地する横浜美術大学(宮津大輔学長、美術学部美術・デザイン学科)は、コロナ禍で2020年度前期の授業科目をすべて遠隔で行った。これは小規模大学ならではの教員間の繋がりが強かったからこそと加藤良次副学長(学部長を兼務)は振り返る。同大学の取り組みについて、加藤副学長と濱田瑞美教務部長に聞いた。

日本体育大学

萩生田文科大臣が視察
日体大の大学拠点接種会場へ

 日本体育大学(石井隆憲学長)は、6月21日から「大学拠点接種」として、同大学の学生や教職員のほか、他大学で留学を予定している学生、地元の桜新町商店街の店主らへのワクチン接種を実施している。

寄稿

医療系学部を持たない地方大学での
新型コロナワクチン接種の経緯

 仁愛大学学長 田代俊孝

文部科学省

大学の力で地方創生を
地域連携プラットフォーム 構築シンポ

 文部科学省は7月13日、地域連携プラットフォーム等の構築促進に向けたシンポジウム「大学の力を活用した地方創生に向けて」をオンラインで開催した。地域連携プラットフォームや大学等連携推進法人などを展開している大学の学長らの事例発表やパネルディスカッションが行われた。

文部科学省

研究者の短期海外渡航が減少
新型コロナ影響 令和元年度の国際研究交流概況

 新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは、研究者の国際交流に大きな影響を与えた―。平成31年4月から令和2年3月の間で、文部科学省が我が国の国公私立大学、高等専門学校、独立行政法人等と諸外国との年間の研究交流状況等を把握し、国際交流推進施策に関する基礎資料とすることを目的に実施した調査から明らかになった。今回の調査で新たに研究者派遣と受入れの開始時期について調べ、いずれも短期の3月開始のものが最小であったことから、新型コロナウイルス感染症の影響によるものと考えられるとした。

日本私立高等専門学校協会

令和3年度事業計画・予算を決定
よりよい教育めざす 第115回春季総会開催

 日本私立高等専門学校協会(会長=小島知博サレジオ工業高等専門学校長)は6月24日、第115回春季総会をオンラインで開催した。会長校のサレジオ高専をはじめとして、国際高等専門学校(ルイス・バークスデール校長)、近畿大学工業高等専門学校(村田圭治校長)の私立高専3校をオンラインでつなぎ、令和3年度事業計画・予算を決め、そのほか高専を取り巻く諸問題などを協議した。

公益社団法人日本工学アカデミー

博士「後期課程」大学院生への支援強化を
日本工学アカデミーが緊急提言

 公益社団法人日本工学アカデミー(小林喜光会長)は、令和2年度第3次補正予算、令和3年度予算及び令和3年度財政投融資計画において、10兆円規模の大学ファンド(仮称)の創設、創発的研究支援事業における博士支援強化及び大学フェローシップ創設事業に係る予算等が計上され、博士後期課程大学院生への支援が対象に取り上げられたことを踏まえ、緊急提言をとりまとめた

令和3年 私学関係者 暑中見舞い名刺交換広告

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-11-
芸術大学の枠を超え「次」へ
地方から社会課題を解決するクリエイティブローカル
東北芸術工科大学
中山ダイスケ学長

 山形市に立地する東北芸術工科大学(中山ダイスケ学長、芸術学部、デザイン工学部)は、芸術やデザイン(ART&DESIGN)の思考を地域づくりや産学連携に活かした教育を行っている。コロナを契機として、芸術大学の「次」を構想し、これまでにない芸術大学像を模索している。それはどのようなものか、中山学長に聞いた。

学校広報ソーシャルメディア活用勉強会

広報の戦略・事務効率化など論議
GKB48 九州にスポットあて広報セミナー

 学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)では創立10周年記念として大学広報オンラインセミナーを開催している。地方大学の事例も聞きたいという参加者の希望により、第4回の7月9日は九州地方の大学にスポットを当てた。