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令和3年7月 第2848号(07月14日)

全私学連合

令和3年度予算を承認
新代表に田中早稲田大総長

 全私学連合は7月7日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、拡大会長会議を開催した。同会議には、幼稚園から大学まで同連合を構成する私学団体の会長らが出席(一部オンライン)。このたび、新たな同連合代表に田中愛治日本私立大学団体連合会会長を選出した。また、令和2年度同連合収支決算報告のほか、令和3年度同連合事業活動方針の概要案と予算案について協議し、了承した。

文部科学省

「大学入試改革に反映を」
大学入試検討会議 萩生田文科相に提言手交

 大学入試のあり方検討会議(三島良直座長)は7月8日、同会議でとりまとめられた提言を、萩生田光一文部科学大臣に手渡した。

中央教育審議会

早オンライン「満足」が「不満」上回る
大学分科会質保証部会 授業の「質」への影響分析へ

 中央教育審議会大学分科会の質保証システム部会(第9回)が7月7日、オンラインで開かれ、3月に実施した「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査」の結果が示された。昨年度後期の授業が「ほとんど・すべてオンラインだった」と回答した学生は全体の6割に達し、オンライン授業の満足度は、「不満」より「満足」が上回ったが、現場での実施状況を確認するため、この日は、九州大学と関西大学の担当教員からの聞き取りも行った。

中央教育審議会

博士課程修了者 キャリアパス拡大が課題
大学分科会 第11期大学院部会初会合

 中央教育審議会大学分科会の大学院部会は7月6日、第11期の初会合(通算では第101回)をオンラインで開催し、新たに湊長博京都大学総長を部会長に選任。今期同部会の審議の方向性について意見交換した。

東京五輪

山縣亮太主将が決意表明
日本選手団結団式

文化学園

教育への情熱・思いを受け継ぐ
大沼淳前理事長 お別れの会

 学校法人文化学園の前理事長で昨年11月21日に92歳で亡くなった大沼淳氏のお別れ会の会が7月8日に同学園遠藤記念館大ホールにて開かれた。学内外から関係者約1200人が参列し遺影に献花をし、別れを惜しんだ。

東京薬科大学、東京純心女子中学校・高等学校

サイエンスの楽しみと未来を伝える
高大接続教育に向けて協定締結

 東京薬科大学(平塚明学長)と東京純心女子中学校・高等学校(森山叡子理事長)は、高大接続教育の観点から、連携強化を図ることを目的に、6月4日に高大連携協定を締結した。

連載

高校進路指導室の扉
―新しい高大連携・接続に向けて―
現在から将来への課題
面接指導および高大接続の方法

 蒲田女子高等学校  島崎市誠

インタビュー

WGを作りオンライン化推進
駒沢女子大学
のコロナ対応 ガバナンス体制を再整備

 東京東京・稲城市に立地する駒沢女子大学(安藤嘉則学長、人間総合学群、人間健康学部、看護学部)は、学生一人ひとりを大事にする「テーラーメイド教育」を推進している。コロナ禍においては、その基盤となる教員と学生の距離が近い対面指導が不可能になったが、オンラインのツールを利用した担任の個別指導、一人ひとりが自分のペースで学べる個別学習などによって、別な側面でのテーラーメイドが実現できたという。安藤学長に聞いた。

寄稿

持続可能な社会の構築に向けて
足利大学における取り組み

 足利大学理事長  牛山泉

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-10-
イノベーティブな教育研究をけん引
全ての学びを社会実装に繋げる
金沢工業大学
大澤敏学長

 金沢工業大学(大澤敏学長、工学部、情報フロンティア学部、建築学部、バイオ・化学部)は、北陸の経済文化の要・金沢近郊の野々市市に立地する。全国的に、先進的な教育研究を行い、グローバル大手企業に毎年多くの卒業生を輩出しており、文部科学省の競争的資金事業では、常にその名を連ねている。そんな同大学がコロナ後に目指す「教育DX(デジタルトランスフォーメーション)」の大学像はどのようなものか。大澤学長に聞いた。

福祉系大学経営者協議会

「不易」を踏まえ将来に備える
福経協総会 大正大・北海道医療大が発表

 福祉人材養成に取り組む全国26大学(私立大学25校・公立大学1校)で構成する「福祉系大学経営者協議会(福経協)」は、6月17日、オンラインで令和3年度第1回総会を開催。23校45名が参加した。