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令和3年6月 第2844号(06月09日)
政府
教育のDX推進求める
教育再生実行会議が12次提言
政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫早稲田大学前総長)は6月3日、第12次提言「ポストコロナ期における新たな学びの在り方について」をまとめ、菅義偉首相に提出した。ニューノーマルにおける初等中等教育、高等教育の新たな在り方を実現するため、特に教育のデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進を主軸とした方策を提言している。また、コロナ禍を機に検討された秋入学問題などの整理もし、まずは大学等における入学・卒業時期の多様化・柔軟化を推進する方向性とした。
政府
大学、高校の設置基準見直しを
規制改革推進会議が答規制申
規制規制改革推進会議(小林喜光議長)は6月1日、首相官邸で第3回規制改革推進会議議長・座長会合を開催し、「規制改革推進に関する答申」をとりまとめ、会議に出席した菅義偉首相に提出した。
アルカディア学報
学校法人ガバナンス有識者会議
とりまとめへの危惧・留意点について
私学高等教育研究所主幹 西井泰彦/坂下景子
文部科学省・厚生労働省
早期発見・支援体制強化へ
ヤングケアラー報告書まとめ 家族を世話する中2 5.7%
文部科学省と厚生労働省が合同で設置したヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチームは、5月17日に支援策を報告書にとりまとめた。ヤングケアラーは表面化しにくい問題でありこれまで支援策、窓口が明確ではなかった。こうした現状を踏まえ今後、ヤングケアラーを早期発見・把握、支援につなげるために関係機関が連携し適切な支援を行っていく。教育においては、スクールソーシャルワーカー等の配置し支援し、民間を活用した学習支援事業と学校との情報交換や連携の促進をはかる。
寄稿
コロナ禍における大学広報
~和洋女子大学の取り組みと課題~
和洋女子大学広報センター
事務室室長 村杉若穂
連載
研究力を輝かせて! -2-
「中部から世界へ」 地方から存在感示す
トップ級学者が次々と成果
名城大学 小原章裕学長