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令和3年6月 第2843号(06月02日)
文部科学省
今春オンライン一般入試は2.9%
大学入試検討会議 「最終提言の骨格」示し論議
今春の大学入試で、オンラインの一般入試を実施した大学の学部は全体の2.9%にとどまることが、5月24日開いた第26回「大学入試のあり方に関する検討会議(三島良直座長)」で明らかにされた。新型コロナウイルスの感染拡大で、教育現場でのオンライン授業は進むが、オンラインの一般入試では不正防止や不安定な通信環境などの課題が多いことがわかった。一方、検討会議では「最終提言の骨格」が示され、詰めの議論が行われた。
文部科学省・厚生労働省
3月大卒就職内定率96.0%と低調
文科省・厚労省 4月1日現在状況調査
文部科学省と厚生労働省は、令和3年3月大学等卒業者の就職内定状況を共同で調査し、令和3年4月1日現在の状況を取りまとめ、5月18日に公表した。大学生の就職内定率は96.0%と前年同期比2.0ポイント低下となった。高等専門学校を除き、各学校種全体を通して前年同期に比べ低下した。
日本私立大学協会
令和4年度私大政府予算・税制改正要望に向け協議
第713回理事会 オンラインで開催
日本私立大学協会(小原芳明会長)は5月28日、第713回理事会をオンラインで開催した。議事では、令和4年度私立大学関係政府予算要望ならびに私立大学関係税制改正要望などについて協議した。
文部科学省
オンライン授業 「満足」が上回る
文科省 大学のコロナ影響を調査
文部科学省はこのたび、3月に実施した、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生等の学生生活の調査と、4月に実施した、大学等の支援や学生等の修学の状況の調査について、それぞれ結果をとりまとめ公表した。
文部科学省
ジョブ型研究インターンシップ ガイドラインを公表
文部科学省は5月21日、ジョブ型研究インターンシップ(先行的・試行的取組)実施方針(ガイドライン)を公表した。
文部科学省
コロナ理由に4530人が延期申請
教員免許更新 夏季休業短縮で更新期間確保できず
新型コロナウイルス感染症拡大を受け、文部科学省は令和2年度における免許状更新講習への影響について、令和3年3月に67の都道府県・指定都市教育委員会に調査を実施した。その調査結果が5月24日に開催された中教審の合同会議にて報告された。昨年度の教員免許講習について、新型コロナウイルスを理由に延期申請したのは4530人で延期申請者9514人のうち48%を占めることが分かった。
アルカディア学報
新規プロジェクトの成功要因を探る
―名城大学におけるオナーズプログラムの開発事例から―
研究員 鶴田弘樹(名城大学総合企画部・大学教育開発センター事務部長
インタビュー
トップが率先して試行錯誤
日本薬科大学のコロナ対応
国内初の全学オンライン授業を実現
埼玉県伊奈町と東京都文京区にキャンパスを構える日本薬科大学(丁宗鐵学長、薬学部薬学科・医療ビジネス薬科学科)は、2020年4月6日、全国に先駆けて全学オンライン授業に移行し関係者を驚かせた。もちろん一筋縄ではいかなかったと都築稔副学長は振り返る。どのように学内に浸透させたのかなどについて都築副学長に聞いた。
寄稿
今年度の入試総括と今後
現在の課題と、これから大学が着手すべきこと〈下〉
高大共創コーディネーター
NPO法人NEWVERY理事 倉部史記
寄稿
エデュケーショナル・ディベロッパーの資質
教職員に適した専門職かどうかを測るバロメーター
京都情報大学院大学 土持ゲーリー法一
高崎商科大学
大学のデジタル化を推進
高崎商科大とデジハリ(株)が協定
高崎商科大学(渕上勇次郎学長)と、デジタルハリウッド(株)(吉村毅代表取締役社長兼CEO)は、5月13日「デジタルクリエイティブ教育に係る連携協定」を締結すると発表した。