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令和3年3月 第2835号(03月17日)

中央教育審議会

「令和の教師像」再定義
第11期中教審総会で諮問 
教職課程・免許更新制見直しを検討

 中央教育審議会は3月12日、第11期初となる第128回総会をオンラインで開催した。初回にあたり、会長の選任が行われ、前期に引き続き渡邉光一郎氏がその任に就くこととなった。また、萩生田光一文部科学大臣より①「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方②第3次学校安全の推進に関する計画の策定―の2点について諮問があり、中教審では諮問①について特別部会を設置して審議することとした。

文部科学省

令和6年入試に向け最終報告
大学入試検討会議 「総論」から詰めの討議

 文部科学省の「大学入試のあり方に関する検討会議」(三島良直座長)は3月4日、第22回会議をオンラインで開き、前回までの議論を踏まえて、最終報告に向けた「まとめ」の作業に入ることを確認した。「令和6年度に実施する大学入試を念頭に、今年夏に新たな指針を示す」とする文科相の方針に沿うもので、議論を加速し、総論から順次、個別テーマへと取りまとめの作業を進めることになった。

中央教育審議会

地方国大の特例的定員増に要件
大学分科会が取りまとめ 魅力ある地方大学の実現を

 中央教育審議会の大学分科会は、このたび「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の特例的な定員増について」と題して、考え方を示した。内閣官房の「地方創生に資する魅力ある地方大学の実現に向けた検討会議」の取りまとめを踏まえ、本年度内に地方国立大学の定員増に関する要件について、中教審としての考えを取りまとめる必要があったことから、同分科会で集中的に議論し取りまとめた。

アルカディアの風

心の支えを形作る教育を

文部科学省

卒業後も競技を続けたい20.1%
運動部学生就職意識調査 3年生インターンシップ参加社数3.1社

 一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は、株式会社マイナビが運営するアスリート向けキャリア支援サービス『マイナビアスリートキャリア』と共同で、「運動部学生の就職に関する意識調査結果」を発表した。調査によると、運動部所属の大学3年生のインターンシップ参加率は37.0%(前年比14.2ポイント減)となり、一般学生の平均参加率84.9%よりも低い結果であった。インターンシップの平均参加社数は3.1社であることが分かった。

就実大学

就実の光り輝く未来を照らす
新校舎が完成

就実大学・就実短期大学(桑原和美学長)は、西川原キャンパスの3期に亘る施設整備が完了し、新校舎(新A館・新D館)の記念式典が3月3日に行われた。

アルカディア学報

オンライン授業とアカウンタビリティ
~いま、大学は何ができるか~

客員研究員 土持ゲーリー法一(京都情報大学院大学教授)

寄稿

講演をふりかえる
高等教育研究所等協議会兵庫大学高等教育研究センター 「大学ガバナンス」で公開講演会

兵庫大学高等教育研究センター 有本章

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-4-
「より良い未来を作る」を胸に
国内外の大学結び人材交流を拡大
東京理科大学
本山和夫理事長、岡村総一郎副学長

 新型コロナを超えた時代の大学の在り方について、私立大学トップに聞き、「コロナ時代を超えた(beyond)、新しい私立大学像」を提起する。東京理科大学は、神楽坂、飾、野田(千葉県)、そして、長万部(北海道)にキャンパスを設置し、2021年4月より7学部32学科、7研究科30専攻を有する我が国有数の理工系総合大学である。150周年を迎える2031年に達成すべき姿を想定した長期ビジョン「TUS VISION 150」を設定し、この実現に向けて邁進している。本山和夫理事長と岡村総一郎副学長に今後の大学戦略を聞いた。

大学図書館のイノベーション

大学図書館の挑戦
学術と地域繋ぐ 知と文化創出の場へ

神戸学院大学教授  立田慶裕

インタビュー

海外の卒業生も視聴
桜美林大学がホームカミングデー オンラインで7時間

桜美林大学事業開発部 河本氏、大宮氏に聞く