バックナンバー
令和2年12月 第2825号(12月16日)
日本私立大学協会
コロナ禍における学生指導を協議
学生の学びの継続支援を
学生生活指導協議会 オンラインで分科会
日本私立大学協会は12月10日、ウェブ会議ツール「Zoom」を使用して、令和2年度「学生生活指導協議会」を開催した。同協会の学生生活指導研究委員会(担当理事=濱田勝宏文化学園大学理事長・学長、委員長=岩井絹江東京家政大学常務理事・学園運営室長)では、毎年、「学生生活指導部課長相当者研修会」を企画していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から本年は開催を中止。かわってオンラインを活用した協議会としての開催を決め、準備を進めてきた。当日は168大学、174人がオンラインにより参加した。
文部科学省
私大「記述式」、国公立と開き
大学入試検討会議 大規模校ほど「少ない」
文部科学省は11月27日、オンラインで開いた「大学入試のあり方に関する検討会議(第18回)」で、令和元年度に実施された大学入試のうち、「記述式問題」の出題状況について調査結果を発表。国立大では、一般入試のテスト全体のうち99・4%で記述式問題を出題したのに対して、私立大では54・1%にとどまり、大きな開きがあることが分かった。公立大は98・5%だった。
文部科学省
大学では701校が実施
令和元年度インターンシップ実施状況調査結果を公表
文部科学省は12月4日、各大学等における令和元年度のインターンシップの実施状況調査の結果を取りまとめ公表した
特集
大学入試広報担当者の奮闘記
ウィズコロナにおける広報活動
旧AO入試の総合型選抜の受け付けが9月15日から、11月からは学校推薦型選抜の出願も始まり、いよいよ2021年度入試が本格的に動きだしている。ここにきて、新型コロナウイルスの感染者も第3波の兆候があらわれている。各大学の入試広報担当者は、従前の大学広報戦略が通用しない状況のなかで、試行錯誤しながら情報提供を行っている。私大協加盟校の広報担当者に聞いた。
アルカディア学報
研究協力者 小出龍郎(愛知学院大学前高等教育研究所長、教授、愛知学院短期大学部教授)
インタビュー
"遠隔"と"手厚い支援"のバランス
十文字学園女子大学のコロナ対応 後期はハイブリッド授業に
志村学長等に聞く
埼玉県新座市に立地する十文字学園女子大学(志村二三夫学長、人間生活学部、教育人文学部、社会情報デザイン学部)は、後期に全てハイブリッド型授業に移行した。また、前期は4月23日から開始するなど、早い対応で遠隔授業化に成功している。その舞台裏について、志村学長、安達一寿教育担当副学長、岡本英之事務局長に聞いた
連載
ビヨンドコロナの大学戦略 -1-
「本学にしかできない学び」大事に
コロナ禍こそ"予測困難な時代"
共愛学園前橋国際大学
大森昭生学長
新型コロナウイルス感染症により大きく変化した社会で、私立大学はどのように未来像を模索していくのか。教育や業務のオンライン化、その他の新しい試みを経て、コロナを「超えた」時代の大学の在り方など、学内に留まらない総合的なビジョンや具体的な戦略について、全国の私立大学トップに聞く。そこから「コロナ時代を超えた(beyond)、新しい私立大学像」を提起してみたい。第1回は、地方小規模大学の代名詞、共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長に聞いた。