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令和2年12月 第2824号(12月02日)
全私学連合
国会議員に私学予算満額実現要望
教育資金一括贈与の非課税措置恒久化実現を
私学振興協議会開催
全私学連合(代表=長谷山彰慶應義塾長)は11月20日、私学振興協議会(共同代表=河村建夫衆議院議員・元文部科学大臣、長谷山彰全私学連合代表)を都内のホテルで開いた。令和3年度政府予算編成時期であり、臨時国会会期中の早朝に開催された同協議会には、自民党国会議員の中で、文部科学大臣(文部大臣)と文部科学部会長経験者が出席。幼稚園から大学までの全私学連合を構成する各私学団体の代表者は、令和3年度私学関係政府予算要望や税制改正要望についてあらためて訴えたほか、私学を取り巻く諸問題について出席の国会議員と協議した。なお、同協議会は新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮したかたちで運営された。
日本私立大学協会
令和3年度私大予算・税制要望対策など協議
私大協 第708回理事会
日本私立大学協会は11月27日、第708回理事会をオンラインで開催した=写真。令和3年度私立大学関係政府予算と税制要望対策などを協議した。また、学校法人のガバナンスや大学入試改革といった当面する私学振興上の諸問題について、さらには萩生田光一文部科学大臣と大学団体代表者との意見交換会の報告を受けて協議した。
訃報
日本私立大学協会最高顧問・元会長・学校法人文化学園前理事長の大沼淳(おおぬま・すなお)氏が11月21日に逝去された。享年92歳。
インタビュー
学長のリーダーシップで対面重視へ
武蔵野音大のコロナ対策 音大ならではの問題に対応
福井学長に聞く
東京都練馬区に立地する武蔵野音楽大学(福井直昭学長)は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い年度当初は入構制限を設けたが、教員と学生の1対1による実技レッスンを5月の連休明けよりオンラインで開始し、その後、6月10日より感染予防対策を徹底しながら対面レッスンを再開、関東の主な音楽大学が軒並み取り止める中、夏期休暇前の前期実技試験をすべて対面で実施した。教授であり、自らピアニストとしても活動している福井学長に聞いた。
アルカディア学報
研究協力者 小山竜司(神奈川大学法学部特任教授)
特別座談会
ウィズコロナ時代の展望
高等教育の連携とグローバル化を考える
新型コロナウイルス感染症収束の見通しが不透明ななか、「ウィズコロナ時代」を意識した生活様式の変化をはじめ、社会経済の仕組み、そして教育分野もさまざまな対応を迫られている。なかでも海外留学や共同研究などグローバル化が進む高等教育機関には、今後どのような取り組みが求められるのか。義家弘介衆議院議員を招き、谷岡一郎日本私立大学協会副会長、小林光俊全国専修学校各種学校総連合会顧問(司会)が多角的な視点で語り合った(座談会は10月に実施/文中敬称略)。
連載
大学図書館のイノベーション
コロナ禍での試み「進化した対面授業」を
桜美林大学図書館とオンライン学習推進
桜美林大学図書館長 鷹木恵子