バックナンバー
令和2年11月 第2823号(11月18日)
文部科学省
一般入試の英語「話す」は0.2%
大学入試検討会議 私大協「各大学の自主性」強調
文部科学省は11月16日、オンラインで開いた「大学入試のあり方に関する検討会議(第17回)」=写真=で、令和元年度に実施された大学入試について、選抜方法の調査結果などを公表。一般入試の英語では、「聞く・話す・読む・書く」の4技能のうち、リーディング(読む)を課す選抜方式は92・6%にのぼる一方、スピーキング(話す)はわずかに0・2%にとどまることを明らかにした。また、同会議では、日本私立大学協会と公立大学協会の代表委員がそれぞれの団体の意見を述べた。
日本私立高等専門学校協会
単位制導入の早期実現など決議
私立高専協会 オンラインで秋季総会
日本私立高等専門学校協会(会長=小島知博サレジオ工業高等専門学校長)は、11月10日、第114回秋季総会をオンラインで開催した。
文部科学省・厚生労働省
来春大卒内定率69.8% 5年ぶり低下
10月1日現在状況調査
文部科学省と厚生労働省は、令和3年3月大学等卒業者の就職内定状況を共同で調査し、令和2年10月1日現在の状況を取りまとめ、このたび公表した。取りまとめの結果、大学生の就職内定率は69.8%と前年同期比7.0ポイント低下と、同時期では5年ぶりに大きく低下した。背景には新型コロナウイルス感染症拡大の影響があるとみられる。
文部科学省
学校法人のガバナンスを協議
私大協 第511回常務理事会開催
日本私立大学協会は11月13日、オンラインで第511回常務理事会を開催した。
文化審議会
絶版等資料の円滑な閲覧可能に
「図書館関係権利制限規定見直し」著作権法改正の方向性
文化審議会著作権分科会法制度小委員会の下に設置された「図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム」において、11月9日、「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する報告書」がとりまとめられた。報告書では、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う図書館の休館等によりニーズが顕在化したことをふまえ、図書館資料へのインターネットを通じたアクセスの円滑化等にむけ、著作権法改正の方向性が示されている。
学校法人村崎学園
創立125周年「家族に感謝する会」
教職員の垣根超えて
学校法人村崎学園(村崎正人理事長)は、11月3日に徳島キャンパスむらさきホールにおいて「創立125周年記念式典~家族に感謝する会」を開催した。当日は、永年勤続表彰対象者の304人をはじめ、585人の教職員家族が臨席した。
アルカディア学報
学部譲渡による大学統合と法人合併
~建学の精神の違いを超えて~
研究員 濱名篤(関西国際大学理事長・学長)
特別企画
紙上座談会
新しいコミュニケーションの方法が生まれる
全国5私大の取り組み コロナ禍の地域連携活動
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、令和2年度は大きな問題を抱えながらのスタートになった。一方、大学の地域連携活動は、地域の人たちとのコミュニケーションが基本である。そこで本紙では、全国の私立大学の地域活動は、コロナ禍でどう対応してきたのかを聞く紙上座談会を開いた。参加大学は、北海道科学大学(北海道)、高崎商科大学(群馬県)、愛知淑徳大学(愛知県)、福山大学(広島県)、日本文理大学(大分県)である。なお、この紙上座談会は、編集部から各大学に質問を送って回答してもらい、編集する形をとっている。
寄稿
オンライン(Zoom)での協同学習で強調したいこと
創価大学 関田一彦
連載
コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ⑰
高等教育の進化に生かす
神戸学院大学 佐藤学長に聞く