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令和2年10月 第2820号(10月28日)

日本私立大学協会

概算要求満額実現および税制改正推進方策を協議
「協会事業活動に空白つくらない」
私大協理事会 小原副会長を会長代行に選任

 日本私立大学協会は10月23日、第707回理事会をオンラインで開催した=写真。令和3年度私立大学関係政府予算概算要求結果と今後の実現および私立大学関係税制改正対策の推進方策などを協議した。また、佐藤東洋士会長(桜美林大学理事長・総長)が10月18日に急逝したことが報告され、次期総会における会長選出までの間、「変化の激しい情勢を鑑み協会の活動に空白をつくらない」ためにも、小原芳明副会長(玉川大学理事長・学長)が「会長代行」に就任することとなった。

日本私立大学協会

学校法人会計基準に基づいた適正処理を研究
私大協 第1回 大学経理財務研究委を開催

 日本私立大学協会は10月16日、オンラインで令和2年度第1回(通算第393回)大学経理財務研究委員会(担当理事=中山峰男崇城大学理事長・学長)を開き、委員長、副委員長等の選任のほか、本年度の研究課題及び委員会活動などについて協議した。

日本私立大学協会

本年度諸課題と協議会実施を協議
私大協 第1回 教育研究充実部会開く

 日本私立大学協会は10月19日、オンラインで私立大学基本問題研究委員会(担当理事=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)の令和2年度第1回教育研究充実部会(部会長=小林弘祐北里大学理事長)を開催した。

科学技術・学術審議会

集中投資とシステム改革が喫緊の課題
科技・学術審総会を開催
科学技術・イノベーション基本計画を審議

 科学技術・学術審議会(濵口道成会長)は10月14日、第64回となる総会をオンラインで開催した。令和3年度から5年間にわたる科学技術・イノベーション基本計画についての検討状況を踏まえた審議、最近の科学技術・学術の動向の報告を受けての審議を行った。

文部科学省

入学定員に対する充足率81.0%
教職大学院入学者選抜実施状況
現職教員学生は前年比66人増

 文部科学省は、10月21日、国私立の教職大学院(54大学院)の入学者選抜実施状況について、とりまとめ結果を公表した。教職大学院54大学院全体では、入学定員・志願者数・入学者数・入学定員充足率のすべてにおいて前年度より増加した。カッコ内は前年度比。

文部科学省

7つの論点を議論
第2回「全国学生調査」有識者会議

 文部科学省は、10月21日、「全国学生調査」に関する有識者会議(第2回)(河田梯一座長)をオンラインで開催した。

連載

日本高等教育評価機構だより㉝
認証評価準備としての自己点検・評価の進め方
長崎国際大学の場合

インタビュー

薬科大学ならではの徹底管理
東京薬科大学の新型コロナ対応 アドバイザー制度が奏功
平塚学長に聞く

 東京都八王子市の東京薬科大学(平塚明学長、薬学部、生命科学部)は、医師、薬剤師、公衆衛生の専門家が複数在籍するが、彼らの活躍により新型コロナ禍で厳格かつ厳密な対策を打ち出し実行している。また、八王子市に協力、市のPCR検査の一部を委託されている。こうした取り組みについて、平塚学長はじめ幹部に聞いた。

寄稿

アセスメントプランを実質的に
機能させるための視点 〈下〉

 愛媛大学教育・学生支援機構  竹中喜一

連載

私大の力⑤
追悼・佐藤東洋士私大協会長
私学振興に生涯をかけて
キリスト者の信念と「リーダーの心得」

 平山一城

連載

コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ⑭
感染者の苦悩を共有して
仁愛大学 田代学長に聞く