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令和2年9月 第2814号(09月02日)
中央教育審議会
質保証のパラダイムシフトを
中教審大学分科会質保証システム部会 佐藤私大協会長が意見発表
中央教育審議会大学分科会の質保証システム部会(吉岡知哉部会長)は8月31日、オンラインで第3回の会合を開催した。我が国の高等教育の質保証システムの在り方について議論するにあたり、今回は大学団体等から意見発表が行われた。そのうち、日本私立大学協会からは佐藤東洋士会長が「私立大学の視点から見た質保証の課題について」と題して、私立大学の振興を大学政策の中心に据える「高等教育政策の構造的大転換(パラダイムシフト)」の実現が求められていることを主張した。
教育再生実行会議
ポストコロナ 新たな学びは
ワーキング・グループ論点案
8月25日に総理大臣官邸で開かれた第47回教育再生実行会議において、同会議にこのたび設置された初等中等教育ワーキング・グループ、高等教育ワーキング・グループ、それぞれの論点案として検討課題が示された。
全私学連合
文科大臣要望に向け最終確認
全私学連合拡大会長会議 令和3年度予算・税制改正要望とりまとめ
全私学連合(長谷山彰代表)は8月26日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で拡大会長会議を開催し、幼稚園から大学までの私学各団体の代表者と、日本私立学校振興・共済事業団、一般財団法人私学研修福祉会の代表者が一堂に会して令和3年度私立学校関係政府予算・税制改正に関する要望について協議した。
文部科学省
コンピュータ1台あたり生徒4.9人
文科省 教育の情報化実態調査
教室の無線LAN整備率は48.3%
文部科学省は、初等中等教育における教育の情報化の実態等を把握し、関連施策の推進を図るため、「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」を実施し、このたび令和元年度調査結果(速報値)をとりまとめ公表した。
中央教育審議会
個々の学びの地図を描く
中教審教育課程部会 個別最適化が重要
中央教育審議会初等 中等教育分科会教育課程部会(天笠茂部会長)は、8月24日に第10期第10回(第119回)会合をオンライン会議で開催し、新学習指導要領で各学校段階を見通した資質・能力の育成が目指されていることを踏まえて、各学校段階や接続について議論した。
アルカディア学報
研究協力者 鶴﨑新一郎(学校法人福岡工業大学経営企画室次長)
インタビュー
新型コロナウイルス感染症対策
原則は保持しつつ柔軟に対応
文京学院大学の組織的コロナ対応 授業支援システムを独自構築
文京学院大学(櫻井隆学長、外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部)は、新型コロナウイルス禍の中で、全面的なオンデマンド授業に舵を切った。留学プログラムは中止。当時の様子等について、櫻井学長、福井勉副学長、森岡俊也統括ディレクターに話を聞いた。
寄稿
大学教育の更なる活性化を目指して
オンライン授業設計の要点と今後の課題
愛媛大学 仲道雅輝
寄稿
新時代の通信制課程
養護教諭配置とICT化で学びの推進を
東京都立新宿山吹高等学校副校長 松木富美代
連載
コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ⑧
ステークホルダーへの責任強く感じる
帝塚山大学 蓮花学長に聞く