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令和2年7月 第2809号(07月08日)
中央教育審議会
新しい大学像を検討
中教審大学分科会 質保証システム部会が初会合
中央教育審議会大学分科会に新たに設置された「質保証システム部会」は、7月3日に初会合をオンラインで開催した。部会長には吉岡知哉独立行政法人日本学生支援機構理事長が選任され、今後の設置基準、設置認可審査及び認証評価制度等を一体とした質保証システムの在り方について専門的な調査審議を行う。また、喫緊の課題も踏まえ、コロナ後の社会のあり方を見据え、大学のあり方もそれに応じて変わっていかなくてはならないことも検討の視野に入れ、オンラインなどをとりいれた新たな教育のあり方も議論していくとした。
文部科学省
海外の入試制度を解説
大学入試検討会議 有識者・団体にヒアリング
文部科学省は6月26日に、第10回「大学入試のあり方に関する検討会議」(三島良直座長)をオンライン会議で開催し、外部有識者・団体からのヒアリングを行った。
文部科学省
民間企業との共同研究は増加
大学ファクトブック2020公表
文部科学省は6月30日、産学官連携活動に関する大学の取り組みを企業に対して紹介するため、一般社団法人日本経済団体連合会及び経済産業省とともに、「大学ファクトブック2020」を公表した。
科学技術・学術審議会
学術研究の振興方策を審議
学術分科会 コロナ対策での提言を
科学技術・学術審議会の学術分科会は7月2日、第78回の会合をオンラインで開催した。各部会等の審議状況、最近の科学技術・学術の動向、新型コロナウイルス感染症対策に係る対応等について、審議した。
理化学研究所
スパコン富岳(ふがく)
世界ランキング1位に
日本のスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」が、スパコンランキングにおいて、世界1位を獲得した。
日本私立大学協会
深化するオープンキャンパス
音大でオンラインレッスンなど 各大学が独自の工夫で試み
これまで、全国各地でオープンキャンパス(OC)の様子を紹介してきたが、緊急事態宣言の解除とともに、遠隔と対面のOCが実施されてきている。また、それぞれの良さが認識され、遠隔と対面を合わせたOCの運用をはじめ、各大学独自の試みも行われているようである。
アルカディア学報
主幹 西井泰彦
寄稿
出口保証をする大学広報
出口 育成 入口の逆向き設計をPR
名古屋産業大学現代ビジネス学部教授 竹澤伸一
文部科学省
面接指導など強化へ
通信制高校の質保証・向上検討会議
文部科学省は、第4回「通信制高等学校の質保証の確保・向上に関する調査研究協力者会議」(荒瀬克己座長)を、6月23日、オンライン会議で開催した。
寄稿
オンラインで学ぶ
実技・実習授業の工夫
多くの大学は、新型コロナウイルス感染対策で開講の延期や、感染症予防対策を講じた上で、対面授業を再開する動きなど状況は様々。一方、前期はオンラインでの授業を選択する大学もあり、感染防止と教育の両立に向け、各大学の模索が続いている。特に、理系の実験や芸術・体育の実技、教員養成や国家試験にかかる実習のある大学では、講義のほか実技や実習などの履修も重要になってくる。特に実技・実習を伴う大学ではどのような対策が講じられてきたのか、帝京平成大学教育開発・学修支援機構長の市川毅氏、日本体育大学体育学部准教授の藤田将弘氏からそれぞれ取り組みについて寄稿してもらった。
寄稿
コロナによる大学教育ICT化の将来像
卒業要件にオンライン授業を組み込めるか?
学校法人谷岡学園法人本部長補佐 谷岡辰郎
寄稿
大学図書館のイノベーション
大学図書館とキャンパスイノベーション
山梨学院大学副学長/学習・教育開発センター長 青山貴子
寄稿
広がるハイフレックス教育
コロナ時代のアメリカ高等教育
クレムソン大学理学部国際担当アシスタントディレクター 木原由貴
連載
コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ③
当時の決断、今でも自問自答
名城大学 小原学長に聞く