政府　　　　　　　　　　　　　　　　　　

卒業式や入学式に影響
全国の小中高に臨時休校要請
新型コロナ感染拡大防止へ

　新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるっている。このため、政府は2月25日、首相官邸で新型コロナウイルス対策本部を開き、感染の拡大に備えた対策の基本方針を決定した。イベントの開催などについて、全国一律の自粛要請は行わないものの、開催の必要性を改めて検討することなどを求めている、といった基本方針の内容を受けて、各地で予定されていたイベントは、感染拡大の防止策を講じるためとして、のきなみ中止や延期となる状況となった。大学でも、入試や卒業式・入学式、オープンキャンパス等を控えている時期であり、緊急の対応を迫られている。さらに、政府は27日、3月2日から全国すべての小学校、中学校、高校などについて、春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する考えを示した。

文部科学省 　　　　　　　　　　　　

子供の学び応援サイトを公開
臨時休業期間中の学習支援

　文部科学省は3月2日、新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業期間における児童生徒の学習について、学習支援コンテンツポータルサイトを開設したとする事務連絡を、各都道府県私立学校主管部課などに宛てて発出した。

東北医科薬科大学　　　　　　　　　　　

東北医科薬科大学病院が家庭向けハンドブック公開
新型コロナ感染症対策に一役

　東北医科薬科大学病院は2月25日、新型コロナウイルス感染症の予防方法や、感染が疑われる家族が自宅療養する際に気をつけるべきことについてまとめた家庭向けハンドブックをインターネット上で公開した。

科学技術・学術審議会 　

科学技術・学術の動向を審議
学術分科会を開催

　科学技術・学術審議会の学術分科会は2月12日、文部科学省において第76回の会合を開催した。各部会等の審議状況、最近の科学技術・学術の動向等について審議した。

中央教育審議会　　　　　　　　　

開かれ、つながる社会教育の実現へ
生涯学習分科会　新たな時代の政策課題を議論

　中央教育審議会の生涯学習分科会は2月17日、文部科学省において第107回の会合を開催した。

文部科学省　　　　　　　　　

「基本計画」を策定
視覚障害者等の読書環境整備協議会
社会のノーマライゼーションに貢献

　文部科学省は、2月26日、厚生労働省などの関係省庁と共同で、第5回「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会」を同省内で開催した。同協議会は、これまで2019年6月28日に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」（以下、読書バリアフリー法）に基づき「基本計画」策定のために協議等を重ねてきた。今回は、同計画策定にあたり最終調整と、今後の同協議会の計画等について協議した。

（学）鶴岡学園・（学）札幌大学　　　　　　

学生・教職員の交流を促進

　学校法人鶴岡学園（鈴木武夫理事長／北海道文教大学）と、学校法人札幌大学（荒川裕生理事長）は、1月23日に、北海道文教大学本館会議室で、包括連携協定調印式を行った。

アルカディア学報　　　　　　　　　　　　　　　

高等教育と優遇税制
代替財源としての可能性

　研究員　　水田健輔（大正大学地域創生学部教授）

寄稿　　　　　　　　　　　　　　

教職協働を実現するために必要な職員力
若手・中堅は今のうちに多くのアウトプットを〈下〉

　九州産業大学
　一ノ瀬大一

特集　　　　　　　　　　　　　　　　　

グッド・デザイン・カリキュラム
各校、アセスメントにも注力　８事例から３事例を選定

　本紙企画「グッド・デザイン・カリキュラム」では、日本私立大学協会加盟大学に呼びかけ、応募があった大学から、日本高等教育開発協会（ＪＡＥＤ、佐藤浩章会長）に依頼し、3事例を選定してもらった。ＪＡＥＤの会員にこの3事例を訪問して報告してもらった。