日本私立大学協会　　　　　　　　　　　　

私大基幹の政策確立へ邁進
３１年度事業計画・予算を決定
私大協１５０回総会　　大沼会長が辞任
福井副会長が会長代理に

日本私立大学協会は3月28日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、第150回総会（平成31年春季）を開催した。全国の加盟大学から231大学279人の理事長、学長らが出席し、同協会の平成31年度事業計画（教育学術新聞・私学高等教育研究所を含む）および平成31年度予算、平成31年度政府予算案・税制改正の結果と今後の公費助成・税制対策などを協議した。また、大沼淳会長（文化学園大学理事長）から体調がすぐれないとして、この3月末日をもって会長職を辞任したいとの申し出があったことが報告された。その取り扱いについては、先に開かれた第694回理事会において協議し、会長任期の残任期間は約1年であるが、"変化の激しい情勢を鑑み協会の活動に空白をつくらない"ためにも、正式書類の確認等を行ったうえ了承することとし、福井直敬副会長（武蔵野音楽大学理事長・学長）が会長代理として職務を代行することとなった。総会終了後には懇親晩餐会が開かれ、文部科学省より藤原誠事務次官をはじめとする幹部や清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長ら私学団体関係の幹部が多数出席した。

日本政策金融公庫

教育費負担の実態調査
高校から大学までに９５３万円
在学費用の割合は年収の約３分の１相当

日本政策金融公庫は、3月20日、平成30年に全国の保護者4700人にインターネット上で実施した平成30年度「教育費負担の実態調査結果」を公表した。子供1人が、高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は、953万4千円であることが分かった。

大手前大学

新学舎竣工を祝う　国際看護学部開設で

学校法人大手前学園（福井要理事長）は3月12日、大手前大学の大阪大手前キャンパス（大阪市中央区）にこのほど完成した新学舎「Ｃ棟」の竣工式を開催した。

アルカディア学報

借入金と私学経営（下）
借入金の限度と活用
主幹　西井泰彦

日本私立大学協会　　　　　　　　　　　　　　　

３１年度　事業計画

写真特集　　　　　　　　　　　　　　　

私学振興に一致団結
私大協　１５０回総会を盛大に開催