新春座談会

私大基幹の高等教育政策への転換目指す
―グランドデザイン答申と私大協最終報告の実現に向けて―

平成31年の新春を迎え、本紙では「私大基幹の高等教育政策への転換目指す―グランドデザイン答申と私大協最終報告の実現に向けて―」をテーマに、日本私立大学協会の佐藤東洋士副会長をはじめ、別掲の5氏による新春座談会を開催した。昨年末には中央教育審議会から「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」が答申されるとともに、高等教育の無償化の議論も動き出した。これに向け、同協会でも、「高等教育の将来構想（グランドデザイン）について」（最終報告）をとりまとめた。このたびは、これらの内容を中心に、政府の政策である「地方創生」「リカレント教育」等幅広いテーマで議論していただいた。

出席者〈順不同〉 ▽佐藤東洋士氏＝日本私立大学協会副会長、桜美林大学理事長・総長▽後藤泰之氏＝日本私立大学協会副会長、愛知工業大学理事長・学長▽佐藤雅美氏＝日本私立大学協会常務理事、神戸学院大学学長▽鶴衛氏＝日本私立大学協会理事、広島工業大学理事長・総長・学長▽小出秀文氏＝（司会）日本私立大学協会常務理事・事務局長

日本私立大学協会

2019年　年頭所感

大沼淳氏、森本正夫氏、高柳元明氏、福井直敬氏、佐藤東洋士氏、黒田壽二氏、後藤泰之氏、森田嘉一氏、中山峰男氏

寄稿

マレーシアの高等教育と対日関係

元在マレーシア日本国大使館・一等書記官　　黒沼一郎

寄稿

ポスト・オリパラと地方大学
「新・年号時代」の存続の術（すべ）

仙台大学理事長　　朴澤泰治

寄稿

開かれた知の劇場
―近畿大学アカデミックシアターの試み

近畿大学中央図書館長　　八角聡仁

寄稿

平成３０年間の高等教育を振り返る
節目となった設置基準の大綱化
進む機能分化とガバナンス強化

玉川大学教育学部教授　　中西茂

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2019年元旦　私学関係者紙上名刺交換