事業計画
令和6年度
教育学術新聞事業計画
機関紙「教育学術新聞」(週刊)は、昭和28年9月15日創刊以来、令和6年3月27日付をもって通算第2958号となる。
この間、本紙は私立大学の教育・研究の自由と大学の自治を守る旗手として、大きな役割を果たすとともに、わが国の教育・科学技術関係の専門紙としての地位と基盤を築いてきている。
私立大学の特色発揮と教育・研究及び社会貢献・管理運営等の一層の充実、併せて私立大学に対する正しい認識を確立するための紙面の充実に努め、下記要領において発行する。また、本協会事業の充実発展のための独自企画も実施する。
1.編集方針
私立大学の果たす役割の重要性と振興の必要性について、正しく社会一般の理解を得るため、教育・学術及び社会貢献・管理運営等の研究推進上の諸問題、関係団体との連携、国際協力・交流、科学技術、スポーツ、文化の各ニュース、論評、書評、各種資料、学園ニュース等を掲載するとともに、加盟大学の特色ある活動等を取り上げる。
2.発行計画
毎週水曜日10,000部発行、年約40回程度(第5水曜日は休刊)〈ブランケット判、4~16ページ、第1面・4面カラー〉
- 特別号として新春特集号(新春座談会の実施)、地方中小規模大学の活性化等特集号(特別座談会等の実施)、春季・秋季総会や日本私立大学団体連合会関連特集号、全国私立大学入学要項連合案内特集号などを発行。
- 加盟大学専用サイトにバックナンバー(PDF)をアップロード(月1回)。
3.主な記事内容
- 本協会の総会・理事会をはじめ、各支部の活動
- 本協会の各種専門委員会活動と研修会、協議会など
- 文部科学省の予算をはじめ他府省等も含めた諸施策の情報
- 政府・与党の文教政策の動向
- 中央教育審議会等の審議動向と答申等
- 私学振興へ向けた高等教育政策の論評
- 日本私立学校振興・共済事業団の調査・研究
- 日本高等教育評価機構の事業等を紹介する「評価機構だより」
- 私学高等教育研究所の研究成果並びに研究員等の論説の「アルカディア学報」
- 教学改革、学生支援、組織改革、FD・SD、加盟大学の周年事業、国際交流事業、大学スポー
- などタイムリーな大学の取組
- 大学図書館の最新動向、大学出版部・局の書籍紹介や話題書の書評の掲載
- 全国の大学における地域共創への取組
- 本協会からの主張としての「アルカディアの風」
- コロナ禍を超えた時代の私立大学の在り方を特集する「ビヨンドコロナの大学戦略」
- 高大接続の在り方等、高校の進路指導担当教諭による寄稿の「高校進路指導室の扉」等
- 加盟大学の特色等を写真構成で紹介する「キャンパス万華鏡」
- 加盟大学の特色ある学術・研究を紹介する「リサーチ万華鏡」
4.主要配布先
加盟大学、国公私立大学、短大、高専、高校、中等教育学校、中学校、小学校、幼稚園の教育関係機関、政府、都道府県等の各部局、国会、政府関係機関、産業界、財界、言論報道機関、その他。
5.その他の企画
- 予算・税制改正要望活動等の重要な局面において、特別号・号外等を発行する。
- 加盟大学の広報担当者を対象に「広報担当者協議会」を実施するとともに、協議会テーマと連動した寄稿等の企画を行う。
- 「障害学生支援」等、特色ある加盟大学の教育を紹介する。
- 教育哲学会等の学協会からの論説を寄稿により特集する。
- 加盟大学等のデジタルトランスフォーメーション(DX)、IR、働き方改革への対応、学生支援、男女共同参画等の取組を紹介する。
- 大学の数理・AI・データサイエンス教育の取組を紹介する。
- 加盟大学の特色ある教育・研究活動をまとめた冊子を発行する。
- 私学振興に係る全国知事会及び地方自治体との連携強化策を検討・推進する。