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研究成果等の刊行

私学高等教育研究所シリーズ(研究報告)

No.56(2014.12)
「高大接続と入学者選抜の改善」

講演者:濱名 篤、川嶋 太津夫、小笠原 正明、山田 礼子
はじめに
私学高等教育研究所主幹 瀧澤 博三

 高校教育はほぼ全入、高等教育は進学率6割に近づくという今日の状況はかつては予想もできなかったことであり、これまでの個別大学の入学者選抜のみに寄り掛かってきた日本的な高大接続システムは、大学の入り口での質保証の機能不全を招いているようです。また、高校全入への政策対応では、もっぱらカリキュラムの多様化、制度の柔軟化が進められてきましたが、その結果高校教育の出口での質保証は置き去りになり、高校教育と大学教育との接続は、高校の出口と大学の入口両側で大きな矛盾を残してきました。
 政府の教育再生実行会議では、グローバル化の進展に対応して、高校、大学を通じた人材養成機能を高めるためには、入学者選抜のあり方だけではなく、高校教育、大学教育を含め、これらを一体として改革する必要があるとし、新たな統一テストとして「達成度テスト−基礎レベル・発展レベル」の実施を含む第4次提言を昨年10月に発表しました。現在、その具体化について、中央教育審議会が2つの部会を置いて審議を続けるとともに、広く社会から意見を募っている段階です。
 これまで「入試改革」として幾度か繰り返されてきた議論は、こうして高大接続という視点からきわめて大きな広がりを持って展開されようとしていますが、今回の公開研究会では、本研究所の教学マネジメント・プロジェクトのメンバーであり、また中教審の審議にも参画してきた下記4名の先生から、高大接続に関連した意見発表をお願いし、最後に発表者とフロアーとの質疑、意見交換が活発におこなわれました。この冊子は当日の記録を取りまとめたものですが、中教審の意図を正しく受け止め、大学教育の改革に適切な舵取りが行われるようご活用いただければ幸いです。
 

  1. 濱名   篤 氏(関西国際大学理事長・学長)
    【講演】「高大接続の課題」 (PDF形式)
  2. 川嶋太津夫 氏(大阪大学未来戦略機構教授)
    【講演】「高校教育の質保証−高等学校教育部会の議論を中心に」(PDF形式)
  3. 小笠原正明 氏(北海道大学名誉教授/大学教育学会会長)
    【講演】「開かれた教育課程としての学士課程の作り方」(PDF形式)
  4. 山田 礼子 氏 (同志社大学学習支援・教育開発センター所長、社会学部教授)
    【講演】「米国の高大接続プログラムと東アジア諸国での導入の意味」(PDF形式)   

*** 「関連資料」部分等は割愛しました。 ***

 
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